ディーン・フジオカ(C)モデルプレス

ディーン・フジオカが映画を企画・プロデュース・主演 監督から「日本のトム・クルーズに」と期待の声<Pure Japanese>

2022.01.12 19:14

俳優のディーン・フジオカが12日、都内で行われた映画「Pure Japanese」(1月28日公開)の完成披露舞台挨拶に、共演の蒔田彩珠、坂口征夫、メガホンをとった松永大司監督とともに登壇。企画・プロデュース・主演を担ったディーンの印象が明かされた。


ディーン・フジオカが映画を企画・プロデュース・主演

松永大司監督、蒔田彩珠、ディーン・フジオカ、坂口征夫(C)モデルプレス
松永大司監督、蒔田彩珠、ディーン・フジオカ、坂口征夫(C)モデルプレス
過去のトラウマを抱えながらアクション俳優として生きる主人公が、両親のいない孤独な女子高生を救う、王道クライム・サスペンス×ボーイミーツガールとして描きつつ、一皮めくると別の一面が見えてくる…。どちらの主人公が本当なのか?主人公の持つ二面性を描く狂気のバイオレンス・アクション・ムービーが誕生した。

ディーン・フジオカ(C)モデルプレス
ディーン・フジオカ(C)モデルプレス
ディーン・フジオカ(C)モデルプレス
ディーン・フジオカ(C)モデルプレス
そんな本作で企画・プロデュース・主演を経験した感想を求められたディーンは「シンプルに感動しましたね。まだ公開はできていないですけど、作品をゼロから企画を立てて、素晴らしい出会いが生まれて、このクルーみんなで作品を作っていって、脚本が完成した時や、撮影がオールアップしたときであったり、作品が完成したときであったり、その都度、新しい形でフィルムメイキングという文化と向き合えるフレッシュな感動を噛み締めながら、今日ここに辿り着くことができました」と感慨深げに語り、「こうやってここに、みなさんに来ていただいたことも自分にとっては同志みたいな気持ちだと勝手に思っているんですね。そうやってピュアに心から思えるという経験をさせてもらえてよかったなと思います」と熱く語った。

ディーン・フジオカは「日本のトム・クルーズに」

松永大司監督、蒔田彩珠、ディーン・フジオカ、坂口征夫(C)モデルプレス
松永大司監督、蒔田彩珠、ディーン・フジオカ、坂口征夫(C)モデルプレス
さらに、企画・プロデュース・主演を担ったディーンの姿を見て松永監督は「海外にもそういう俳優さんがいて、現場で話したんですけど『ディーンさんは日本のトム・クルーズになったらいいんじゃないか』って。そういう存在の人が出てくるべきだろうと感じながら作っていました」とエピソードを明かすと、観客から期待の拍手が起こり、ディーンは「記者のみなさん“これはいいタイトルをもらった”みたいな感じじゃないですか」とにっこり。

ディーン・フジオカ(C)モデルプレス
ディーン・フジオカ(C)モデルプレス
続けて、ディーンは「すごく責任重大ですよね」と吐露し、「自分は今まで日本以外の国で仕事をしてきて、役者が企画プロデュースをして、お金を集めて、作品を形にしていく姿を垣間見てきたので、日本でなぜそれができないのかというのは、この10年間、疑問だった部分でもありますし、日本でアクションの作品が減っているのももったいないなと思いますし、自分がずっとほかの国でアクションをやってきて、アクションスタントの方々って“怪我したからいい仕事をした”みたいなところがあるんですよ。それって込み上げるものがありますよね。そういうところにもっと光が当たるといいなと思いましたし、その力が発揮できる場が増えたらいいなと単純に思いますね。そういう意味でもこの『Pure Japanese』で立石という元アクションスタントマンの物語を描けて、自分の中では意味のあるスタートを切れた作品だなと思っております」と熱く語った。

そして「トム・クルーズの規模感は遥か彼方ですけど、地道に一歩一歩やり続けることが大切なのかなと思っておりますので、引き続きピュアな精神で、よりよい作品作りを続けていけたらいいなと思っております」と力強く語り、大きな拍手を浴びた。

ディーン・フジオカ(C)モデルプレス
ディーン・フジオカ(C)モデルプレス
なお、締めの挨拶でもディーンの溢れる思いは止まらず、通常は数十秒で締めることが多いが、ディーンは4分半もコメントし続けて、途中で観客が発した「長い」という言葉が耳に入ったようで「初めてだから想いが溢れちゃって。慣れてないからこういうの」と苦笑する場面もあった。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. ディーン・フジオカ&三代目JSB岩田剛典「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」新ビジュアル&公開日解禁
    ディーン・フジオカ&三代目JSB岩田剛典「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」新ビジュアル&公開日解禁
    モデルプレス
  2. 福原遥、最近成長したことを明かす ディーン・フジオカの“嗜好”に驚愕<フラ・フラダンス>
    福原遥、最近成長したことを明かす ディーン・フジオカの“嗜好”に驚愕<フラ・フラダンス>
    モデルプレス
  3. ディーン・フジオカ、日本初「コーチ」メンズ部門のアンバサダーに就任
    ディーン・フジオカ、日本初「コーチ」メンズ部門のアンバサダーに就任
    モデルプレス
  4. ディーンフジオカ、“五代さま”再演は「見えない力で導かれた」吉沢亮の熱量も実感<「青天を衝け」インタビュー>
    ディーンフジオカ、“五代さま”再演は「見えない力で導かれた」吉沢亮の熱量も実感<「青天を衝け」インタビュー>
    モデルプレス
  5. ディーン・フジオカ企画・プロデュース・主演で人間の狂気描く ヒロインに蒔田彩珠<Pure Japanese>
    ディーン・フジオカ企画・プロデュース・主演で人間の狂気描く ヒロインに蒔田彩珠<Pure Japanese>
    モデルプレス
  6. ディーン・フジオカの新曲フルMV公開 元欅坂46佐藤詩織出演
    ディーン・フジオカの新曲フルMV公開 元欅坂46佐藤詩織出演
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. 映画初主演の大地真央「(15歳を演じたことは)楽しかった」 完成披露上映会に登壇<ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~>
    映画初主演の大地真央「(15歳を演じたことは)楽しかった」 完成披露上映会に登壇<ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~>
    WEBザテレビジョン
  2. 伊丹十三監督映画の“三要素”を一作目「お葬式」から紐解く 全10作が日本映画専門CHにて放送
    伊丹十三監督映画の“三要素”を一作目「お葬式」から紐解く 全10作が日本映画専門CHにて放送
    WEBザテレビジョン
  3. 「七人の侍」を西部劇にリメーク、「荒野の七人」シリーズ5作をBS12「土曜洋画劇場」で連続放送
    「七人の侍」を西部劇にリメーク、「荒野の七人」シリーズ5作をBS12「土曜洋画劇場」で連続放送
    WEBザテレビジョン
  4. 眞栄田郷敦、映画「カラダ探し」続投決定 雰囲気ガラリの特報映像解禁
    眞栄田郷敦、映画「カラダ探し」続投決定 雰囲気ガラリの特報映像解禁
    モデルプレス
  5. 大泉洋、映画『探偵はBARにいる』シリーズの続編に意欲「明日から子役のオーディションに入ろうと思います」
    大泉洋、映画『探偵はBARにいる』シリーズの続編に意欲「明日から子役のオーディションに入ろうと思います」
    WEBザテレビジョン
  6. 大泉洋&松田龍平「探偵はBARにいる」続編に言及「毎日プロデューサーのお尻を蹴り…」
    大泉洋&松田龍平「探偵はBARにいる」続編に言及「毎日プロデューサーのお尻を蹴り…」
    モデルプレス
  7. 大泉洋、8年ぶり「探偵はBARにいる」舞台挨拶で永野芽郁との共演作アピール「探偵の舞台挨拶している場合じゃない」
    大泉洋、8年ぶり「探偵はBARにいる」舞台挨拶で永野芽郁との共演作アピール「探偵の舞台挨拶している場合じゃない」
    モデルプレス
  8. “ニュー・アベンジャーズ”に反響「“サンダーボルツ*”って呼び続けたい」愛あふれるファンの声も
    “ニュー・アベンジャーズ”に反響「“サンダーボルツ*”って呼び続けたい」愛あふれるファンの声も
    WEBザテレビジョン
  9. 三ツ矢雄二が実写版でもプリークリーの声を担当「自分によく似たキャラクターで大好き」<リロ&スティッチ>
    三ツ矢雄二が実写版でもプリークリーの声を担当「自分によく似たキャラクターで大好き」<リロ&スティッチ>
    WEBザテレビジョン

あなたにおすすめの記事