水原希子、殺人者役に重圧感じながらも挑戦「先にある景色を見たかった」<彼女>
2021.04.13 20:23
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モデルで女優の水原希子とロックバンド「ゲスの極み乙女。」のドラマー、ほな・いこかこと女優のさとうほなみが13日、都内で行われたNetflix映画『彼女』(4月15日より配信)の配信直前イベントに、メガホンをとった廣木隆一監督とともに出席した。
原作は、女性2人の逃避行を描いた中村珍の「羣青」(小学館IKKIコミックス)。高校時代から同級生の七恵に恋をしている永澤レイ(水原)は、夫から壮絶なDVを受けている篠田七恵(さとう)を救うために夫を殺害する。自分のために殺人まで犯したレイに疎ましさと恐ろしさを抱きつつ助けを求める七恵と、そんな彼女を救うため、すべてを受け入れるレイ。互いに愛を欲しながら、絡み合わない想いをぶつけあうレイと七恵。正しいことも悪いことも超えた彼女たちの逃避行を描く。
配信開始を直前に控えての心境を尋ねられると、水原は「足を運んでいただけてすごく嬉しいと同時に、どうなっちゃうんだろうって緊張もあって、あと2日で配信されるんですけど、それが世界配信ということで、今までに感じたことのない緊張なんですけど、皆さんがこの2人の愛の物語をどういう風に受け取ってくれるのか、すごく興味があります」と吐露し、さとうは「見ていただくのは今回、関係者以外では初めてなので、何を思っていただけるかというのは、私たちも興味深いです。2人の逃亡劇でいろんな感情が渦巻いている作品なので、いろんなシーンがあります。楽しんでいただければなと思います」と詰め掛けた観客にアピールした。
一方、原作の『羣青』のファンだったというさとうは「もし『羣青』が映像化されるのであれば、本当にやりたいなとずっと思っていたので、お話を聞いたときは、廣木監督で『羣青』…すごい組み合わせだなと思って、すごく嬉しかったです。ただ単純に嬉しかったです」と声を弾ませ、「映画ではレイと七恵なんですけど、相容れないでずっとジェットコースターのようなことを繰り返しているのがすごく面白く描かれているし、絵も強いというところで、これが映画化になるとどうなるのかなと思っていたんですけど、その疑問くらいで不安は全然なかったです」と当時の心境を吐露した。
撮影は順撮りで行われたそうで、水原は「順撮りじゃなかったらどうなっていたんだろうってくらい、かなり助けられたと思います。その瞬間、その瞬間をレイと七恵としてピュアな状態で生きることができたし、その中で感じていた葛藤とか苦しさとか喜びがピュアに表れていたので、順撮りで積み上げてきたものは大きかったと思います。監督ありがとうございます。Netflixさんありがとうございます」と感謝し、さとうも「本当にありがとうございますって感じですね」と頭を下げ、「レイと七恵の関係性が変化していく中で、順撮りで撮らせていただいたので、私にはレイが必要なんだなって感じるところも多々あって、それが順撮りだったからこそ私自身もレイというか、希子ちゃんがいないと成り立たない精神状態までいけたのは、順撮りさせていただいたからです」と語った。
続けて、水原は「最後のほうは離れられなくなるんです。それはレイと七恵としてもそうだし、私とほなみちゃんとしてもそうで、役と自分たちの精神状態がリンクして、ずっとくっついていて、カメラが回っていないところでもずっと隣にいたり、くっついたり、手を握ったり、カメラが回る直前までずっと抱き合うとか、それくらい近い距離感で最後は心も体もくっついていて、離れられなかったですね」とエピソードを明かし、「それは順撮りのおかげなので、ありがとうございます!」と再び感謝した。
そんな2人について廣木監督は「始まりの時の顔と、最後の表情が全然違うので、それを見られる皆さんは幸せかもしれないです」といい、改めて2人の演技はどうだったか尋ねられた廣木監督は「感情を出すということを2人とも素直にやってくれたというか、感情をちゃんと見せてくれたので、僕はただ撮るだけってくらいで、現場は大変じゃなかったですよ」と褒め、恐る恐る聞いていた2人を安堵させた。
これにさとうは「すごく怖かったです…」と囁いて水原を笑わせ、「あとバイクのシーンがあって、レイが運転して私が後ろに乗っているんですけど、グラグラで…」と苦笑すると、水原は「カメラさんに当たっちゃったらどうしようってくらいで、もちろんそんな危険なことにはならなかったんですけど、勢いがあるシーンで急がなきゃいけなかったから、あそこはヒヤヒヤしたよね。またバイクが大きいんですよ。しかもずっとヒールなので、それで運転するのはかなり…。(仕上がりは)かっこいいんですけど、内心ヒヤヒヤでした」と告白。廣木監督も「初心者でBMのオープンはありえない」と笑っていた。(modelpress編集部)
配信開始を直前に控えての心境を尋ねられると、水原は「足を運んでいただけてすごく嬉しいと同時に、どうなっちゃうんだろうって緊張もあって、あと2日で配信されるんですけど、それが世界配信ということで、今までに感じたことのない緊張なんですけど、皆さんがこの2人の愛の物語をどういう風に受け取ってくれるのか、すごく興味があります」と吐露し、さとうは「見ていただくのは今回、関係者以外では初めてなので、何を思っていただけるかというのは、私たちも興味深いです。2人の逃亡劇でいろんな感情が渦巻いている作品なので、いろんなシーンがあります。楽しんでいただければなと思います」と詰め掛けた観客にアピールした。
水原希子、殺人者役への思い明かす
また、最初にこの作品への出演オファーを聞いた際の印象を聞かれると、水原は「好きな人のために人を殺すというかなり重い役どころで、かなりチャレンジングになるなと思いました。“人を殺すってどういうことなんだろう”とか、かなりの想像力が必要でしたし、どのシーンも苦しいんだけど、2人の関係性がどんどん構築されていく感じとか、2人の愛の形がどんどん育まれていくという独特な世界観に引き込まれたので、“自分はこれを果たして演じることができるのか”という気持ちに押しつぶされながらも、役者として挑戦してみたいなと思いました」としみじみと語り、「これを演じているときの自分の精神状態というものを想像したときに、すごくドキドキしたんですけど、その先にある景色を見たいなという思いのほうが強かったです」と目を輝かせた。一方、原作の『羣青』のファンだったというさとうは「もし『羣青』が映像化されるのであれば、本当にやりたいなとずっと思っていたので、お話を聞いたときは、廣木監督で『羣青』…すごい組み合わせだなと思って、すごく嬉しかったです。ただ単純に嬉しかったです」と声を弾ませ、「映画ではレイと七恵なんですけど、相容れないでずっとジェットコースターのようなことを繰り返しているのがすごく面白く描かれているし、絵も強いというところで、これが映画化になるとどうなるのかなと思っていたんですけど、その疑問くらいで不安は全然なかったです」と当時の心境を吐露した。
撮影は順撮りで行われたそうで、水原は「順撮りじゃなかったらどうなっていたんだろうってくらい、かなり助けられたと思います。その瞬間、その瞬間をレイと七恵としてピュアな状態で生きることができたし、その中で感じていた葛藤とか苦しさとか喜びがピュアに表れていたので、順撮りで積み上げてきたものは大きかったと思います。監督ありがとうございます。Netflixさんありがとうございます」と感謝し、さとうも「本当にありがとうございますって感じですね」と頭を下げ、「レイと七恵の関係性が変化していく中で、順撮りで撮らせていただいたので、私にはレイが必要なんだなって感じるところも多々あって、それが順撮りだったからこそ私自身もレイというか、希子ちゃんがいないと成り立たない精神状態までいけたのは、順撮りさせていただいたからです」と語った。
続けて、水原は「最後のほうは離れられなくなるんです。それはレイと七恵としてもそうだし、私とほなみちゃんとしてもそうで、役と自分たちの精神状態がリンクして、ずっとくっついていて、カメラが回っていないところでもずっと隣にいたり、くっついたり、手を握ったり、カメラが回る直前までずっと抱き合うとか、それくらい近い距離感で最後は心も体もくっついていて、離れられなかったですね」とエピソードを明かし、「それは順撮りのおかげなので、ありがとうございます!」と再び感謝した。
そんな2人について廣木監督は「始まりの時の顔と、最後の表情が全然違うので、それを見られる皆さんは幸せかもしれないです」といい、改めて2人の演技はどうだったか尋ねられた廣木監督は「感情を出すということを2人とも素直にやってくれたというか、感情をちゃんと見せてくれたので、僕はただ撮るだけってくらいで、現場は大変じゃなかったですよ」と褒め、恐る恐る聞いていた2人を安堵させた。
水原希子、ロードムービーのために運転免許を取得
さらに水原は、本作のために車の運転免許を取得したそうで「ロードムービーで免許を持っていないって、ちょっと無理があるなと思って、この撮影の前に時間が空いたので、23日くらいでササッと取りました」と明かし、「普段、運転しているときは安全運転で、初心者マークも付いているし、皆さんも配慮してくださって、その環境で乗れているんですけど、感情的になって乗ったり、お芝居をしながら運転をするのは難しくて、私よりもほなみちゃんがヒヤヒヤしたんじゃないかなと思いますね」とコメント。これにさとうは「すごく怖かったです…」と囁いて水原を笑わせ、「あとバイクのシーンがあって、レイが運転して私が後ろに乗っているんですけど、グラグラで…」と苦笑すると、水原は「カメラさんに当たっちゃったらどうしようってくらいで、もちろんそんな危険なことにはならなかったんですけど、勢いがあるシーンで急がなきゃいけなかったから、あそこはヒヤヒヤしたよね。またバイクが大きいんですよ。しかもずっとヒールなので、それで運転するのはかなり…。(仕上がりは)かっこいいんですけど、内心ヒヤヒヤでした」と告白。廣木監督も「初心者でBMのオープンはありえない」と笑っていた。(modelpress編集部)
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