森七菜「意外と怒られなかったので」 アドリブに岩井俊二監督驚き<第12回TAMA映画賞>
2020.11.29 20:53
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第12回TAMA映画賞授賞式が29日、都内にて開催され、女優の森七菜が出席した。
森七菜、最優秀新進女優賞
同映画賞では、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員会が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を映画ファンの立場から表彰する。最優秀作品賞には「海辺の映画館―キネマの玉手箱」(大林宣彦監督)と「ラストレター」(岩井俊二監督)が選ばれた。福山雅治と濱田岳が最優秀男優賞を受賞し、最優秀女優賞は水川あさみと長澤まさみ。宮沢氷魚、北村匠海が最優秀新進男優賞を、松本穂香、森が最優秀新進女優賞を受賞した。
「ラストレター」では、松たか子が演じる裕里の高校時代と、裕里の娘である颯香の2人を演じた森。森は「初めての2役ではあったので、難しさはありました」とし、「でも、裕里の方は、(大人になった裕里役を担当した)松たか子さんの真似のようなことを少ししながらやっていたりもしました」などと続けた。
また、「ラストレター」の岩井俊二監督が「経験豊富なキャストに囲まれてアドリブを入れる余裕があるのがすごい」と驚いたエピソードが紹介されると、森は、「一番最初にちょこっとだけやってみたら、意外と怒られなかったので(笑)」と茶目っ気たっぷりに言葉に。「自分から何か提案できたらいいなと思って」と声を弾ませた。
授賞式に出席した岩井監督は、森の印象を尋ねられると、「何というのですかね。…子リスのような(笑)かごから出すと、キュッとどこに行くか分からないような感じでした。だから、“カメラのどの辺に立つのだろう?”みたいなところからスリリングな演技で、すてきでした」と絶賛していた。(modelpress編集部)
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