山崎賢人、初無精ひげで挑む新境地<劇場/モデルプレス独占>
2020.07.01 19:06
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俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が主演を務める映画『劇場』(7月17日公開)。モデルプレスに独占カットと監督コメントが到着した。
又吉直樹氏の恋愛小説「劇場」を実写化
作家・又吉直樹が芥川賞受賞作品となった「火花」より以前に書き始めていた、原点とも言える恋愛小説を同名原作とする同作。劇作家を目指す主人公・永田と、永田に恋をして必死に支えようとする沙希の、生涯忘れることができない恋を描く。同作の監督を務めるのは『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)『ナラタージュ』(2017年)など、時代ごとに新たな恋愛映画のマスターピースを贈り続けてきた行定勲氏。そして、山崎が永田役、ヒロインの沙希役を松岡茉優が務める。
なお、全国のミニシアターを中心に劇場公開され、さらに公開日にあわせてAmazon Prime Videoにて全世界独占配信も開始。実写邦画が劇場公開と同時に定額制動画配信サービス上で配信されることは、日本のAmazon Prime Videoでは初の試みとなる。
山崎賢人、人生初の無精ひげで挑む
今回行定監督が同作を手掛ける上で大切にしようとしたことの1つは「美しいものと醜いものが映っている青春映画にしたいと思った」。そして同時に主人公・永田役の山崎に課せられたテーマでもあった。まずは外見から、髪は目が隠れるほどの長さでボサボサな上に無精ひげも生えている風貌を演出。山崎がここまでひげを生やしたのは人生初だった。
これについて行定監督は「撮影に入る半年以上前に、永田はひげを生やしてもいいかもしれないねと伝えたら、試行錯誤して無精ひげを生やして臨んでくれました。ひげが生えたんです!って嬉しそうに報告してくる、そういう所も含めて本当にひたむきで真面目な俳優です」と語り、山崎の芝居の準備に対する姿勢を誉めた。
そして「山崎賢人が凄いのは、永田という1人の人間が変わらないながらも大人になっていく、大切なものに気づいていく、それを体感して演じていたことです」とコメント。続けて「永田は適役だったと思わせる結果を山崎賢人は残した」と最大級の賛辞が惜しみなく贈られた。
山崎賢人が魅せる“美しさ”と“醜さ”の新境地
また冒頭シーンで山崎は、沙希に何も聞かずにアイスコーヒーを2つ頼んでしまった時の挙動不審になってしまう動作や、沙希が友人から譲ってもらった原付を乗り回して、翌日壊してしまう抑えの効かない行動などを披露。“こんな山崎賢人は見たことがない”と驚かされるシーンが幾つもある。さらに、演劇の才能はあるかもしれないが男としては最低に思えるシーンも多い永田を意識していたのか、撮影現場ではカメラが回っていないときも、地面に座ったり永田らしく居ようとする姿も見受けられた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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