夏帆&妻夫木聡、賛否両論の問題作「Red」映画化 極限の濃密ラブシーンに挑む
2019.08.21 11:00
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直木賞作家・島本理生が、初めて官能の世界に挑んだ『Red』が映画化されることが決定し、女優の夏帆と俳優の妻夫木聡の出演が発表された。
夏帆&妻夫木聡、賛否両論の問題作『Red』映画化
女性の本音をえぐった問題作であり、刊行当初、あまりにも衝撃的な内容のため賛否両論となった小説が、禁断の映画化。夏帆と妻夫木が極限の濃密ラブシーンに挑む。是枝裕和監督、黒沢清監督、瀬々敬久監督といった、そうそうたる映画監督に愛され、数々の作品で幅広い役柄を演じてきた夏帆が主人公の塔子役。今作では、鞍田の危険な求愛に心を激しく揺り動かされる女性を、繊細かつ大胆に演じ、更なる新境地を切り開く。
夏帆は長いキャリアを持ちながらここまで濃密な恋愛映画の出演は初めてであり、「塔子は自分にとって、とても挑戦した役で、観てくださる方がどういう風に捉えるのか、今からドキドキしています」とコメントを寄せている。
また、妻夫木は近づいてはいけない危うい魅力をまとう昔の恋人・鞍田役。40歳目前にして、今まで見せたことのない“悪い男”の色気を全身からこれでもかと言う程漂わせ、魅力的に演じきる。
妻夫木は今作について「撮影中は、この映画自体に恋愛しているような感覚で、夏帆さんと一緒に作り上げていきました。『Red』は、理屈じゃない、人間の本能的な部分に問いかけてくるようなお話だと思います」と語っている。
『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子監督が手掛ける
監督は2017年『幼な子われらに生まれ』で家族の心の機微と心理を鋭く描き出し、第41回モントリオール世界映画祭コンペティション部門審査員特別大賞など数々の賞を受賞した三島有紀子監督。今作では、“男と女”に焦点を定め、心と体の繋がりを通して、一人の女の生き方を見つめている。三島監督は「人はいつも、自分の内側に潜んでいるものを目覚めさせてくれる誰かを探し求めているのではないか。そんな男と女を描いてみたいと思っていた」と明かしており、どうしようもない大人たちの恋愛感情を、肉迫した臨場感のある映像でつぶさに追いかけ、人間を力強く描く映画に仕上げた。
なお、関東近郊と新潟でのロケを行い、すでに撮影を終え、完成は8月末を予定。公開は2020年2月。(modelpress編集部)
夏帆コメント
ここまで濃密な恋愛映画は初めてで、三島監督からこの題材を私で撮りたいとお話を頂いた時、監督の覚悟を感じました。妻夫木さんとは初めて共演させて頂きましたが、お芝居している時もそうでない時も、役柄と同じ様に大きな愛でずっと守ってくださっている感覚があり、とても心強かったです。塔子は自分にとって、とても挑戦した役で、観てくださる方がどういう風に捉えるのか、今からドキドキしています。彼女の生き方は賛否が出るかもしれませんが、この2人の恋愛を楽しんでいただけたら嬉しいです。妻夫木聡コメント
来年40歳を迎える年で、そろそろ大人の恋愛をお芝居の中で表現できるようになりたいと考えていた時に、いつかお仕事をご一緒したかった三島監督からお話を頂いて、この巡り合わせがとても嬉しかったです。撮影中は、この映画自体に恋愛しているような感覚で、夏帆さんと一緒に作り上げていきました。『Red』は、理屈じゃない、人間の本能的な部分に問いかけてくるようなお話だと思います。皆さんが、どういう風に感じてくださるのか僕自身も楽しみです。
監督:三島有紀子コメント
ノックが聞こえる。扉を開ける。その男が立っていた。それだけだ。でも、その先に見えたのは内側に潜んでいた自分だった。
知っているのか?君は君を。
知っているのか?君は僕を。
人はいつも、自分の内側に潜んでいるものを目覚めさせてくれる誰かを探し求めているのではないか。
そんな男と女を描いてみたいと思っていた。ずっと。大好きな、夏帆さんと妻夫木聡さんで。だから、2人をどこまでも知りたくて、自分自身も素直にぶつけて、2人を愛し抜いて作り上げた映画になりました。
原作:島本理生コメント
社会的にはあっけなく否定されてしまうような男女の関係を、それでも切実な恋愛として表現してほしいと願ったとき、夏帆さんと妻夫木聡さんというキャスティングに大きな期待と喜びを覚えました。大人の官能がテーマの小説ではありますが、どこか共感してしまいたくなるような物語になるのではないか、と私自身が公開を心待ちにしています。
【Not Sponsored 記事】
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