菅田将暉＆浜辺美波は“変わり者”？共演者がツッコミ「変だよ」＜アルキメデスの大戦＞

本作は、「ドラゴン桜」で一世を風靡した三田紀房氏の同名漫画を原作に、実写映画化したもので、第二次世界大戦前の帝国海軍で繰り広げられる“戦艦大和建造”を巡る知略・謀略、そして“数学”を駆使した頭脳戦を描いた、まったく新しい歴史エンターテインメント。

帝国大学100年に1人の逸材＝アルキメデスの再来と呼ばれる天才数学者・櫂直役を菅田が演じ、数学者ならではの視点で、巨額の国費を投じる“大和”建造費の見積もり額に矛盾を発見し、軍部の陰謀を暴こうとする。

初日を迎えた心境を聞かれると、菅田は「やっと開けましたね。やっとというのは僕だけかもしれないですけど、すごく嬉しいですし、素直に今、裏で皆さんと『おめでとうございます』って交わせるのがすごく嬉しいですね」と声を弾ませ、山崎監督が「嬉しいですね。ここに来るまでずっとエゴサーチしていたんですけど…」と明かすと、菅田は「エゴサーチするんですね」と目を丸くし、キョトンとしていた舘が「エゴサーチって何？」と聞くと、会場は笑いに包まれ、菅田と山崎監督が説明をすると、舘は「なるほど。勉強になるなあ」としみじみと語った。

また、櫂に想いを寄せる造船会社の社長令嬢・尾崎鏡子役を演じる浜辺が「今日、ここら辺の日比谷をフラフラしていたんですけど…」と明かすと、菅田は再び「マジで？」と目を丸くし、浜辺が「前のお仕事が早く終わって、事務所も近くなのでフラフラしていて、そうしたら映画館に向かう人も多くて、空席のところに×が付いていて、たくさん見ていただけているんだなって嬉しかったです。朝からありがとうございますって感じでした」と声を弾ませると、菅田は「それいいね！初日にちょっと観に行くって」とニッコリ。続けて菅田は「フラッとしたりするんだね」と興味を示し、浜辺が「本屋さんに行ったりしていました」と打ち明けると、菅田は「へー、意外な一面ですね」と吐露した。

菅田将暉＆浜辺美波、自分の変なところを告白

さらに、櫂が周囲から“変わり者”と言われていることにちなみ、自分の変なところや、周りから変と言われることを尋ねられると、菅田は「自分の変なところを公衆の面前で発表するんですね」とコメントして笑いを誘いつつ、「よく論争になるのは、僕はご飯のときに牛乳が好きなんですよ」と告白すると、浜辺と柄本は「えーっ！」と驚き、続けて菅田が「白ご飯と牛乳という組み合わせがこの世で1番好きなんですよ」と主張すると、山崎監督も「それは変だわ」とツッコミ。これに菅田が「僕は変だとは思っていない。だって給食とかでもそうだったでしょ」と訴えると、浜辺は「あー。確かに牛乳とご飯は出ましたね」とポツリと呟いたが、柄本は「やっぱり変だよ」と切り捨てた。

すると舘は「僕は分かる」と菅田に賛同し、強い味方を見つけた菅田は「嬉しい！お前らが変わってるんだよ」と急に強気になり、柄本は「だったら俺らが変わってるんだな」と降参状態に。さらに舘は「僕たちの時代は脱脂粉乳でしたけど」とコメントして笑わせつつ、「英国のデザートにライスプディングというのがあるんですよ。その感覚だと思うな」と分析すると、菅田は「へー！俺がやっていたのはライスプディングなんですね」と納得の表情を浮かべたが、柄本は「違うよ！日本だったろ！それは英国の話だよ」と突っ込むなど、仲睦まじいやり取りを見せた。

同じ質問に、浜辺は「横で寝るよりも、座っているほうが寝られるんです。移動とか普通の椅子のほうがすっごくよく寝られます」と明かして菅田らを驚かせ、菅田から「家で布団とかどうしてるの？」と聞かれると、浜辺は「どうしても寝られないときはベッドに寄りかかって寝ます。でもダメなんです。背骨がめっちゃ曲がるって言われるので」と告白。これに菅田と柄本は「起きたときはどうなの？」「寝返りは打つの？」などと興味津々の様子で、浜辺が「（寝返りは）打たないと思います。首が痛くて起きるので」と答えると、柄本は「刀をここにこうやっていたら（胸に抱きかかえていたら）侍だ！」と表現し、菅田も「五右衛門だ！五右衛門（笑）」と笑った。さらに菅田の興味は尽きず、菅田から「小さいときから？」と質問された浜辺は「そうですね。リクライニングシートも倒して寝るよりも、そのままのほうが眠れます」といい、そんな浜辺をどう思うか振られた舘は「この人変わっているんですよ」と一刀両断した。

また、櫂は美しいものは計りたくなる習性があることにちなみ、菅田自身が個人的に計りたいものを尋ねられると「僕は鼻フェチなんです。舘さんの鼻は完璧なんですよ！」と答え、舘が「よく言うよ。やめて…（笑）」と鼻を隠して照れ笑いを浮かべ、菅田は「マジなんです。縦と横とアールを（計りたい）。舘さんは（鼻筋が）まっすぐだけど、ちょっとここにある（山になっている）感じが好きなんですよ」と舘の鼻への愛を語る一幕もあった。（modelpress編集部）