新海誠監督「天気の子」公開前日に京アニ放火事件「どういう気持ちで臨んだらいいのか」
2019.07.19 19:29
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新海誠監督が19日、都内にて行われた映画「天気の子」初日舞台挨拶に醍醐虎汰朗、森七菜、吉柳咲良、本田翼、小栗旬とともに出席した。
公開の前日18日にアニメ会社「京都アニメーション」のスタジオで放火事件が起きてしまったため、新海監督は「公開前日に痛ましい事件もあり、どういう気持ちで初日を臨んだらいいのかと思っていたりしたのですが、ここでみなさんのお顔を見て、僕たちの仕事はどんなことがあってもエンターテイメントを作って、表現することで、誰かを傷つけることも可能性はゼロではないけれど、でも怯まずにやっていくことが自分たちの役割であり、1番やりたいことなんだなと、みなさんのお顔を見て改めて思いました」と想いを吐露し、「楽しい映画を作ったつもりです」と前向きにアピールした。
「もしかしたら自分勝手な映画かもしれないんです。自分のすごく大事な人と、もっと多くの人たちの幸せどちらかを選ぶのか、少しわがままな選択をする話でもあります。私もそうだよと思っていただける方がこの世の中に何人か、もしくはたくさんいるのかなと思うと同時に、そうは思わないと思う人もたくさんいると思うので、これからたくさんの意見を浴びることになるので、少し怖くもあり、楽しみにしていたことです」と率直な心境を明かした。
初日を迎え醍醐は「胸がいっぱいで深夜12時の最速上映があったんですけど、11時半くらいからRADWIMPSさんのCDを聞きながら一人で泣いて、どうしていいのかわからない感情のままここに立っているんです」と正直に話し、森は「嬉しい気持ちでいっぱいです。大変だったことも楽しかったこともありまして、その集大成をみなさんに届けることができて、天気の子が大好きなので、やっとみなさんと語り合えるなと、今からいろんな感想を聞きたいです」と自信を覗かせた。(modelpress編集部)
新海監督、不安を告白「たくさんの意見を浴びることになる」
作品が完成したのは12日前という新海監督。「本当に完成するのだろうかという瞬間がいつもずっと最後までありました。でも今日観ていただいて、夢のようです」と感謝し、「実はまだちょっと不安なんですよね」と告白した。「もしかしたら自分勝手な映画かもしれないんです。自分のすごく大事な人と、もっと多くの人たちの幸せどちらかを選ぶのか、少しわがままな選択をする話でもあります。私もそうだよと思っていただける方がこの世の中に何人か、もしくはたくさんいるのかなと思うと同時に、そうは思わないと思う人もたくさんいると思うので、これからたくさんの意見を浴びることになるので、少し怖くもあり、楽しみにしていたことです」と率直な心境を明かした。
「天気の子」とは
新海監督にとって『君の名は。』(2016)から3年ぶりの新作となった同作は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語。醍醐と森は、約2000人が参加したオーディションで役を射止めた。初日を迎え醍醐は「胸がいっぱいで深夜12時の最速上映があったんですけど、11時半くらいからRADWIMPSさんのCDを聞きながら一人で泣いて、どうしていいのかわからない感情のままここに立っているんです」と正直に話し、森は「嬉しい気持ちでいっぱいです。大変だったことも楽しかったこともありまして、その集大成をみなさんに届けることができて、天気の子が大好きなので、やっとみなさんと語り合えるなと、今からいろんな感想を聞きたいです」と自信を覗かせた。(modelpress編集部)
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