「天気の子」廃墟の聖地「代々木会館」が取り壊し 巡礼はマナーを守って
2019.07.31 22:01
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7月19日に公開された新海誠監督の最新映画『天気の子』の聖地と言われている代々木会館(東京都渋谷区代々木)の解体工事が、8月1日より開始される。
「天気の子」廃墟の聖地「代々木会館」が取り壊し
『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される主人公・森嶋帆高とヒロイン・天野陽菜が自らの生き方を「選択」する姿を描く物語。劇中で帆高と陽菜が訪れる重要な場所のひとつとして登場するのが、代々木会館。場所は代々木駅近く。竣工は1969年。映画では古びた外階段、鳥居が印象的に描かれているが、実際にはない。
解体工事が開始される前日の7月31日には、最後となるその姿を写真に収める人、目に焼き付けようとビルを見上げる人なども見受けられた。
また、同ビルは3月に亡くなった俳優の萩原健一さん(ショーケン)主演のドラマ「傷だらけの天使」(1974年10月から1975年3月、日本テレビ系)の舞台としても有名。老朽化によりビルの解体が発表された際には、萩原さんやドラマファンから惜しむ声が上がっていた。
「天気の子」公式サイトではマナーについて呼びかけ
初日からわずか3日間で興行収入16億を突破し、『君の名は。』(2016年8月26日公開/興収250.3億円)対比で128.6%を記録している『天気の子』。公開11日間で観客動員数300万人、興行収入40億円を突破とのこと。同作の聖地と呼ばれる場所は代々木会館のほかにいくつかあるが、映画の公式サイトでは、場所について明言はしていないものの「映画『天気の子』関連場所訪問(聖地巡礼)についてのお願い」とし、「映画『天気の子』の本編中に登場する、または関連のある場所への訪問を予定されている皆様におかれましては、近隣住人の方々への配慮、及び節度のある行動、マナーに十分心掛けていただきますようお願い申し上げます」と呼びかけている。(modelpress編集部)
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