桜田通、恋人役・福田麻由子の役作りに感嘆「僕のTwitterを全部読んだみたいで…」<ラ>
2019.04.05 22:31
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俳優の桜田通が5日、都内で行われた主演映画『ラ』の初日舞台あいさつに、共演の福田麻由子、笠松将、メガホンをとった高橋朋広監督とともに登壇した。
本作は、解散したバンドの再結成を目指し、失われた友情を取り戻すために奮闘する姿を描いた音楽青春映画で、思いもよらぬ展開が待ち受ける“波乱のエンターテインメント”となっている。
劇中に登場するバンド「LACTIC ACID」の元ボーカル・慎平を演じる桜田は「やったー!やっと初日で、あと約30分間なにもやらかさなければ公開ですよ。よっしゃー!」と喜び、「公開したらあとは皆さまのもので、映画を観た人が1人でも多くなってほしいと思っています」とあいさつ。“あるもの”と引き換えに慎平にお金のバックアップをする恋人・ゆかりを演じる福田は「こうやって客席の皆さんのお顔を見ていて、“ゆかりがいっぱいいるのかなあ”と思ってひとりワクワク、楽しい気持ちで見ています」とコメントして会場の笑いを誘った。
また、福田と初共演だったという桜田は「最初にリハーサルをやったんですけど、福田さんがリハの段階じゃないレベルの芝居をやってちょっと引きました(笑)。僕のここ(腕)を爪跡が残るくらいの力で掴んだことは忘れられないですね」と回顧し、「ごめんね」と申し訳なさそうにする福田を横目に、桜田は「リハからここまでの芝居をしてこられるんだったら、本番は本当に大変なことになるんだなということで、逆にいい刺激をもらって、より慎平に向き合おうと思ったので、本当にリハの時間をこのメンバーで過ごせたことは、この映画がよくなったであろう1番の秘訣だと思っています」としみじみと語った。
さらに、本作の完成披露の日に「初めて福田さんと仲間や友だちになれた気がした」という桜田は、「リハも本番も福田さんは福田さんなんですけど、どこかゆかりで、取材の記事を見たら、(福田が役作りのために)どうやら僕の書いていたTwitterを全部読んだみたいで、僕が果物と写真に写っているだけで“いいわあ”ってところまでゆかりを持っていったって書いてあって、それですべて裏が取れて、そこまでゆかりが、僕が投影した慎平という存在をずっと好きでい続けるということを研究された結果、あの現場で感じていた、福田さんとの距離がなかなか縮まない感じだったのかなと思いました」と福田の役作りに感嘆していた。
そして、最後にメッセージを求められた桜田は「この作品をやるにあたって、監督と話し合った究極のものは、メッセージというものすごく純度の高い状態でお客さんや見てくださる方へ伝えるということで、その方法が僕らのお芝居が上手だとか、上手くないと思われる部分にすごく密接にあるなと思っていて、今回は伝えたいメッセージが大きくて、実は重たくて、それを見にきてくださった方々にどう届けるかということを、頭の片隅に置いた状態でリハや撮影をしてきました」と明かし、「見ている人に伝えたい思いをなるべく混じり気なく、邪魔もせず、違和感もなくストレートに届くように、監督も丁寧に作ってきて、些細な違和感や台詞や表情で、より届くように『ラ』は長い時間をかけて綿密にみんなで作ってきたので、それが届くことが喜ばしいです。すごく熱い『ラ』という映画が、皆さまの中で大事な作品にしたいと思っています」と熱く語った。(modelpress編集部)
劇中に登場するバンド「LACTIC ACID」の元ボーカル・慎平を演じる桜田は「やったー!やっと初日で、あと約30分間なにもやらかさなければ公開ですよ。よっしゃー!」と喜び、「公開したらあとは皆さまのもので、映画を観た人が1人でも多くなってほしいと思っています」とあいさつ。“あるもの”と引き換えに慎平にお金のバックアップをする恋人・ゆかりを演じる福田は「こうやって客席の皆さんのお顔を見ていて、“ゆかりがいっぱいいるのかなあ”と思ってひとりワクワク、楽しい気持ちで見ています」とコメントして会場の笑いを誘った。
また、福田と初共演だったという桜田は「最初にリハーサルをやったんですけど、福田さんがリハの段階じゃないレベルの芝居をやってちょっと引きました(笑)。僕のここ(腕)を爪跡が残るくらいの力で掴んだことは忘れられないですね」と回顧し、「ごめんね」と申し訳なさそうにする福田を横目に、桜田は「リハからここまでの芝居をしてこられるんだったら、本番は本当に大変なことになるんだなということで、逆にいい刺激をもらって、より慎平に向き合おうと思ったので、本当にリハの時間をこのメンバーで過ごせたことは、この映画がよくなったであろう1番の秘訣だと思っています」としみじみと語った。
さらに、本作の完成披露の日に「初めて福田さんと仲間や友だちになれた気がした」という桜田は、「リハも本番も福田さんは福田さんなんですけど、どこかゆかりで、取材の記事を見たら、(福田が役作りのために)どうやら僕の書いていたTwitterを全部読んだみたいで、僕が果物と写真に写っているだけで“いいわあ”ってところまでゆかりを持っていったって書いてあって、それですべて裏が取れて、そこまでゆかりが、僕が投影した慎平という存在をずっと好きでい続けるということを研究された結果、あの現場で感じていた、福田さんとの距離がなかなか縮まない感じだったのかなと思いました」と福田の役作りに感嘆していた。
桜田通の“今、抱いている夢”
本作の内容にちなみ、“今、抱いている夢”を尋ねられると、桜田は「『ラ』の大ヒットですね」といい、「ただただ『ラ』がヒットしてもらえればいいし、『ラ』がいろんな人に観られればいいんです。観た人に『良かった』って言われても、ボロクソ言われてもどっちでもよくて、ただこの映画を観る人が1人でも増えてほしいと思っていて、あわよくば、この映画がよかったと言ってくれる人が1人でも多ければ僕らも嬉しいなと思うので、近々の夢は『ラ』をたくさんの人に見てもらうことが夢です」と目を輝かせた。そして、最後にメッセージを求められた桜田は「この作品をやるにあたって、監督と話し合った究極のものは、メッセージというものすごく純度の高い状態でお客さんや見てくださる方へ伝えるということで、その方法が僕らのお芝居が上手だとか、上手くないと思われる部分にすごく密接にあるなと思っていて、今回は伝えたいメッセージが大きくて、実は重たくて、それを見にきてくださった方々にどう届けるかということを、頭の片隅に置いた状態でリハや撮影をしてきました」と明かし、「見ている人に伝えたい思いをなるべく混じり気なく、邪魔もせず、違和感もなくストレートに届くように、監督も丁寧に作ってきて、些細な違和感や台詞や表情で、より届くように『ラ』は長い時間をかけて綿密にみんなで作ってきたので、それが届くことが喜ばしいです。すごく熱い『ラ』という映画が、皆さまの中で大事な作品にしたいと思っています」と熱く語った。(modelpress編集部)
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