南沙良、映画主演決定 役作りの苦労語る<もみの家>
2019.03.29 10:49
views
女優でモデルの南沙良が、2020年春に全国公開予定の映画「もみの家」で主演をつとめることがわかった。
南沙良主演「もみの家」
同作は、心に問題を抱えた若者を受け入れ共同生活を送る“もみの家”を舞台に、南の実年齢と同じ16歳の、心に悩みを抱え不登校になってしまった主人公・本田彩花の1年を描写。周囲に暮らす人々との出会いや豊かな自然、日々を過ごす中で感じ取った大切な“なにか”に突き動かされ、息苦しい時間を過ごしていた彩花が、少しずつ自らの気持ちと向き合あっていく姿が描かれる。南沙良、不登校の主人公演じる
南が演じるのは不登校になって半年、心配する母親に促され俯きながらも“もみの家”にやってくる彩花。“もみの家”での出会いや経験を通し、めぐる季節と共に成長していく、等身大の姿を演じる。“もみの家”の経営者であり大黒柱の佐藤泰利役として緒形直人、泰利の妻・恵役として田中美里が出演。監督は『真白の恋』で鮮烈なデビューを果たした坂本欣弘氏、脚本は北川亜矢子氏が担当する。
南沙良、役作りの苦労語る
南は初めて本作の脚本を読んだ時のことを、「その美しい風景がなんの苦労もなくイメージとして心の中に広がりました」と述懐。自身の役どころに関しては、「撮影の初めの頃は、ずっと出口のないトンネルを歩いている気分でした。お芝居ができる嬉しさと同時に、彩花に対して少し近親憎悪に似た感情が生まれて、足並みを合わせていくのが大変でした」と吐露。現在も監督が生まれ育った富山でロケは行われ、春夏秋冬それぞれの季節と人間模様が1年を通し撮影されており、「自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました」と撮影を通し、自身の成長も感じている様子を見せた。(modelpress編集部)
「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で映画初主演・南沙良
2018年、全国の映画館で公開され話題となった「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で南は映画初主演。また「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」では報知映画賞、ブルーリボン賞・新人賞など数々の賞を受賞した。南沙良コメント
初めて脚本を読ませていただいたとき、その美しい風景がなんの苦労もなくイメージとして心の中に広がりました。私が演じる彩花はきっと何かを強制する空気を窮屈に感じていて、自分で自分にロープを巻いているんだな、と思いました。撮影の初めの頃は、ずっと出口のないトンネルを歩いている気分でした。お芝居ができる嬉しさと同時に、彩花に対して少し近親憎悪に似た感情が生まれて、足並みを合わせていくのが大変でした。
ですが1年を通し、自然に恵まれた環境の中、出会いと別れの眩しさや無数の刹那を強く感じ自分の中に取り込んでいくことで、自分も変化することがあると思えるようになりました。作品を通したくさんの希望と優しさをお伝えできたらいいなと思っています。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
役者・神山智洋の魅力とは WEST.主演映画「裏社員。」瑠東東一郎監督が惹きつけられた理由語る【独占コメント】モデルプレス
-
SUPER EIGHT丸山隆平「SUPERで言ったら大先輩」主題歌アーティストを絶賛【金子差入店】モデルプレス
-
SUPER EIGHT丸山隆平、公開日に主演作お忍び鑑賞「ちょっとお高めのシートに」【金子差入店】モデルプレス
-
大橋和也ら「君がトクベツ」劇中アイドルLiKE LEGEND、主題歌の声援ガイド公開「最高のグループ」「みんなで声出したい」の声モデルプレス
-
レニー・ゼルウィガー、シャロン・ストーンら、女優の名演技が光る映画3作品を一挙紹介<Studio Canal作品>WEBザテレビジョン
-
梶裕貴、“めちゃくちゃ濃い”声優活動20年突破「役を演じさせていただける場所があるだけで幸せ」<サンダーボルツ*>WEBザテレビジョン
-
永野芽郁、不倫疑惑報道後初の公の場 共演者との集合ショット公開モデルプレス
-
「はじまりのうた」リバイバル上映を記念して、ジョン・カーニー監督作品の3タイトルをオールナイト上映WEBザテレビジョン
-
ウエスタン映画の傑作「荒野の七人」に見る西部劇というロマン、ガンマンたちの個性が現れるガンファイトの魅力WEBザテレビジョン