佐藤寛太、映画主演決定 メインキャスト解禁<いのちスケッチ>
2019.02.25 13:00
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劇団EXILEの佐藤寛太が、映画『いのちスケッチ』(2019年公開)に主演することが決定した。
佐藤寛太、映画主演決定
同作は、福岡県大牟田市の動物園を舞台に、夢を諦め、傷心して帰郷した20代の若者が、思いがけない園でのアルバイトで人や動物の“いのち”に向き合いながら、自分の人生を一歩踏み出していく青春ドラマ。福岡県大牟田市は、かつて炭鉱で栄えたまち。ここには、動物福祉に特化した大牟田市動物園があり、無麻酔でライオンから採血することに日本で初めて成功するなど、総意工夫しながら動物にストレスを与えない飼育を実践している稀な動物園として、全国的に注目を集めている。
主人公の田中亮太を演じるのは、土曜ナイトドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』、映画『走れ!T校バスケット部』、映画『DTC-湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』など幅広い演技や繊細な演技が定評があり、福岡県出身でもある佐藤。同作では、漫画家になる夢を諦め、傷心で故郷に戻った青年が、人や動物のリアルな“いのち”に向き合うことで、自分の人生に一歩踏み出す繊細な役に挑む。
ヒロインの獣医役を務めるのは、連続テレビ小説『まんぷく』で注目される藤本泉。動物園園長役には武田鉄矢、主人公の祖母役には渡辺美佐子。両親には浅田美代子、チェッカーズの高杢禎彦、飼育員役には、芹澤興人、大牟田市出身の林田麻里など、芸達者が揃った。
監督は、『恋のしずく』『カラアゲ★USA』『ラーメン侍』など、地域をモチーフにした作品に定評がある瀬木直貴が手掛ける。(modelpress編集部)
瀬木直貴監督
大牟田市動物園に出会った時、動物があまりに生き生きとしていて驚きました。更に、動物の本能を理解し、少しでも動物にストレスをかけないようにという飼育員の皆さんの地道な活動に感動を覚えました。近年、生身の人や動物に接することを避ける傾向があるように思います。僕自身も含めて。本作の主人公は漫画・ゲームといった仮想世界に夢を抱き、どちらかと言えば、現実から目を背けてきた青年です。そんな彼が否応なく動物や他人と接することになった時、どんな変化が起きるのか、それが発想の原点でした。
本作の舞台となる大牟田市では、市民、行政、企業の多くの皆様が応援してくださっています。僕自身も半年前から家を借りて住み込み、地元の皆様と日々接してきました。その時間の中で、どちらかと言えば暗いイメージだった大牟田市のイメージも大きく変わりました。認知症の予防、対策が全国でもいち早く進み、幼稚園や保育園の待機児童もゼロだそうです。医療の充実、物価の低さ、コンパクトシティ…住みやすさを実感している毎日です。いのちを育むこのまちで、いのちに向き合うことの大切さと尊さが伝わる作品を目指したいと思います。
【Not Sponsored 記事】
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