吉岡里帆、“耳打ち”で共演者をフォロー 天然な一面も<STAR SAND -星砂物語->
2018.06.08 21:24
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女優の吉岡里帆が8日、都内で行われた映画「STAR SAND -星砂物語-」のDVD発売トークイベントに、女優の織田梨沙、メガホンをとったロジャー・パルバース監督とともに出席した。
同作は、50年前のベトナム戦争に徴兵される前に、人を殺すことを拒否してアメリカを去ったパルバース監督が、「“国に戦争に行けと言われても行かない。人を殺せと言われても殺さない”という勇気を知ってもらいたい」という思いから、通常“卑怯者”とみなされる脱走兵をヒーローとして描いた日豪合作映画。
同作が映画初主演となった織田は、1945年の沖縄で戦火から遠く離れた小さな島に渡り、独り暮らし始める16歳の少女・梅野洋海を演じ、吉岡は2016年の東京で、戦時中に洋海の書いた一冊の日記を読むこととなる女子大生・志保を演じる。
また、同作に出演しての反響を聞かれると、織田は「お友だちや家族には演技がいいねって言ってもらいました。シドニーのプレミアでは私の親戚がオーストラリアに住んでいて、そこで監督と写真を撮ってもらってよかったって言っていました」とエピソードを明かし、吉岡は「普通の戦争映画とは一味違うと思うんです。銃撃戦があったり、本当に苦しんでいる方々の残酷な姿だけを描いていて、もちろん反戦の思いはたくさん詰まっているんですけど、それ以上にもっともっと小さな、星砂のような希望を描いている映画なので、等身大の織田さんが演じられた洋海の人生がとても繊細に描かれていて、私の友人だったり、特に家族は感動していて『とてもいい映画に巡り会えたね』と言ってもらいました」と笑顔を見せた。
また、同作の見どころを尋ねられ、織田が「アメリカ兵と日本兵のシェービングシーン」と挙げると、吉岡も「一緒!」と目を丸くし、織田は「言葉のわからない2人が心を通わせていて、そこで初めて洋海が笑顔を見せるシーンだったし、洋海としても、いち視聴者としてもそのシーンが好きです」と紹介。吉岡は「私も日本兵とアメリカ兵が分け隔てなくヒゲを剃ってあげているシーンはすっごい好きです。すごく生活感があって、一緒に生活しているって感じもするし、もう国とか戦争とか関係なくなっているシーンなので、そこのシーンは好きでした」と語った。
最後に吉岡は「夏がやって来ると、やはり戦争のことを私たちは考えるべきだと思うので、そういう意味でも戦争を知らない若い方々だったり、戦争の一片を知っている方も『逃げることは悪じゃない』というとても優しいく温かいメッセージが込められているので、生きていたら悲しいこともあるんですけど、そこから逃げるのは悪いことじゃないということが、DVDを通して伝わればいいなと思います」とアピールした。(modelpress編集部)
同作が映画初主演となった織田は、1945年の沖縄で戦火から遠く離れた小さな島に渡り、独り暮らし始める16歳の少女・梅野洋海を演じ、吉岡は2016年の東京で、戦時中に洋海の書いた一冊の日記を読むこととなる女子大生・志保を演じる。
吉岡里帆、織田梨沙をサポート
イベント冒頭に「あまり慣れていなくて何を話していいかわからない…」と上手くあいさつができない織田に、吉岡は耳打ちをしてアドバイスを送ったり、織田の代わりに「梨沙ちゃんです。梨沙は本当に照れ屋なんです。私は今日、彼女のサポートをするために来たと言っても過言ではないので、彼女の素敵なところを、劇中の洋海としての素敵なところをお話できればなと思います」としっかりと紹介して仲睦まじい様子を見せた反面、自身の役の紹介を忘れるなど天然な一面も覗かせ、早速、会場をほっこりとさせた2人。劇中ではどちらかと言うと志保(吉岡)がオドオドとしている感じで、洋海(織田)が堂々としているそうで、そのギャップも楽しむことができるという。また、同作に出演しての反響を聞かれると、織田は「お友だちや家族には演技がいいねって言ってもらいました。シドニーのプレミアでは私の親戚がオーストラリアに住んでいて、そこで監督と写真を撮ってもらってよかったって言っていました」とエピソードを明かし、吉岡は「普通の戦争映画とは一味違うと思うんです。銃撃戦があったり、本当に苦しんでいる方々の残酷な姿だけを描いていて、もちろん反戦の思いはたくさん詰まっているんですけど、それ以上にもっともっと小さな、星砂のような希望を描いている映画なので、等身大の織田さんが演じられた洋海の人生がとても繊細に描かれていて、私の友人だったり、特に家族は感動していて『とてもいい映画に巡り会えたね』と言ってもらいました」と笑顔を見せた。
吉岡里帆&織田梨沙、見どころは?
さらに、撮影で印象深いシーンを尋ねられた吉岡は「共演させていただいた方がとても素敵で、緑魔子さんと石橋蓮司さんという名優な方々と短い時間でしたけど、一緒に共演できたことはすごく嬉しかったですし、私は(劇作家の)唐十郎さんの舞台の演目を初めてやったのが、演劇に入ったきっかけだったので、唐さんの本当の演出を受けていらっしゃった魔子さんのお話もとても面白かったですし、その旦那様である石橋さんの魔子さんへの愛だったり、本編と離れてしまうんですけど、その名俳優さんを作品に呼んでいるのは監督で、監督の日本の文化とか、日本を大切に思ってくださっているのが共演した俳優さんからの言葉からも感じましたし、いい監督に出会えたんだなって、撮影をしながら感じていました」としみじみと語った。また、同作の見どころを尋ねられ、織田が「アメリカ兵と日本兵のシェービングシーン」と挙げると、吉岡も「一緒!」と目を丸くし、織田は「言葉のわからない2人が心を通わせていて、そこで初めて洋海が笑顔を見せるシーンだったし、洋海としても、いち視聴者としてもそのシーンが好きです」と紹介。吉岡は「私も日本兵とアメリカ兵が分け隔てなくヒゲを剃ってあげているシーンはすっごい好きです。すごく生活感があって、一緒に生活しているって感じもするし、もう国とか戦争とか関係なくなっているシーンなので、そこのシーンは好きでした」と語った。
吉岡里帆「逃げることは悪じゃない」
自身にとって同作はどんな存在か尋ねられると、織田は「初めて主演した映画ということと、英語でのセリフも初めてだったし、大きい影響を自分にあれした(与えてくれた)映画でした」と吐露し、「自分でいうのも恥ずかしいですけど、演技っていうものもそうだし、成長できた映画でした」とコメント。吉岡は「この戦争を題材にしたラブストーリーを撮った人が、オーストラリアの、しかも初めて映画監督をされたロジャーさんであったということが、私にとってはとても大事なことかなと思っています。自分以上に日本を知っていらっしゃって、自分以上に日本を愛しているんじゃないかと思うほどの、知らないことをたくさん教えてくださって、完成した本編を見て“こういう風にものを見ることができたら素敵だな”って思ったので、嬉しい出会いのあった作品でした」と感慨深げに語った。最後に吉岡は「夏がやって来ると、やはり戦争のことを私たちは考えるべきだと思うので、そういう意味でも戦争を知らない若い方々だったり、戦争の一片を知っている方も『逃げることは悪じゃない』というとても優しいく温かいメッセージが込められているので、生きていたら悲しいこともあるんですけど、そこから逃げるのは悪いことじゃないということが、DVDを通して伝わればいいなと思います」とアピールした。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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