広瀬すずら「ちはやふる」涙と笑いに包まれたサプライズ 「言いたいことは全部映画に詰まっている」感動のメッセージ送られる<ちはやふる -結び->
2018.03.17 13:16
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17日、都内で映画『ちはやふる-結び-』の初日舞台あいさつが行われ、主演の広瀬すずをはじめ、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野勇斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳広監督が登壇した。
同作は2016年に公開された2部作『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』の2年後を描く続編にして完結作。この日の舞台挨拶では『ちはやふる』からの卒業を祝う“ちはやふる卒業式”が執り行われた。
キャスト陣にはサプライズで小泉監督から卒業証書が手渡されることになったが、淡々と指示されるがままに動く姿に、思わず松岡が「今みんなリアクションが薄いけど台本にないやつですからね。ここはサプライズの時間です。本当はドキドキしてるけど、ちょっとポーカーフェイスが多いだけなんで」と補足。広瀬が「今日、サプライズはないって言ってたよ」とこぼした際にも、松岡がが「あるに決まってるじゃん」と的確なツッコミを入れていた。
主演の広瀬には、「あなたは『上の句』『下の句』で16歳から17歳になり、『結び』で19歳になり、もうすぐ10代も終わり20歳ですね。『ちはやふる』とともに成長してきたといっても過言ではないと思います。これから“レジェンド女優”になっていくだろう初期のあなたと出会い、3本撮れたことは俺の誇りです。運命だとも思います。いつかこの作品が遠い過去になって、時々長い人生の中で忘れることもあると思うけどそれでもいいと思います。ちょっと心配なのは、誰もが驚く、ひっくり返るような才能、直感力を持っているけど、それだけである程度いいところまで突っ走れてしまうことがあると思います。いつか、もしかしたら壁にぶつかることもあるかもしれないけど、でもそんなときはこの作品を見てほしいなと思います。あなたのなかで、俺が何を考えているかわからないって前に言ってたけど(笑)、3本も主演映画を撮っているのに未だに分かられていない自分のコミュ障ぶりはどうかなと思うんですけど(笑)。でも、俺が言いたいことは全部映画に詰まっている。是非見て欲しい。この映画は、君が、君らがいつでも初心に戻れるように一瞬を永遠にとどめおいたので、いつか思い出したように見てくれたら…。それでも、もしなんかダメだったら直接俺のところに来て下さい、必ず力になります。これまで貰ってばかりだったけど、これからはあげる番です。周防名人が言っていたように、本当の強さを身に着けて女優の道を邁進してください」とメッセージが送られた。
証書を受け取った広瀬は大きく手を広げた後、小泉監督と熱い抱擁。観客からは大きな拍手が送られた。
「この3年間の私たちの全てを、全部をかけたつもりです。その作品が多くの方に届けられたらと思いますし、みなさんにとって大きな作品になれば嬉しいです」と思いの丈をぶつけた。
高校3年最後の全国大会を目指す、瑞沢高校競技かるた部の忘れられない夏が描かれる。(modelpress編集部)
キャスト陣にはサプライズで小泉監督から卒業証書が手渡されることになったが、淡々と指示されるがままに動く姿に、思わず松岡が「今みんなリアクションが薄いけど台本にないやつですからね。ここはサプライズの時間です。本当はドキドキしてるけど、ちょっとポーカーフェイスが多いだけなんで」と補足。広瀬が「今日、サプライズはないって言ってたよ」とこぼした際にも、松岡がが「あるに決まってるじゃん」と的確なツッコミを入れていた。
小泉徳広監から広瀬すずへ…
卒業証書授与では、小泉監督から一人ひとりに向けてスピーチが送られ、その内容に涙する者もいれば、笑顔を見せる者もおり、その雰囲気は“卒業式”そのもの。主演の広瀬には、「あなたは『上の句』『下の句』で16歳から17歳になり、『結び』で19歳になり、もうすぐ10代も終わり20歳ですね。『ちはやふる』とともに成長してきたといっても過言ではないと思います。これから“レジェンド女優”になっていくだろう初期のあなたと出会い、3本撮れたことは俺の誇りです。運命だとも思います。いつかこの作品が遠い過去になって、時々長い人生の中で忘れることもあると思うけどそれでもいいと思います。ちょっと心配なのは、誰もが驚く、ひっくり返るような才能、直感力を持っているけど、それだけである程度いいところまで突っ走れてしまうことがあると思います。いつか、もしかしたら壁にぶつかることもあるかもしれないけど、でもそんなときはこの作品を見てほしいなと思います。あなたのなかで、俺が何を考えているかわからないって前に言ってたけど(笑)、3本も主演映画を撮っているのに未だに分かられていない自分のコミュ障ぶりはどうかなと思うんですけど(笑)。でも、俺が言いたいことは全部映画に詰まっている。是非見て欲しい。この映画は、君が、君らがいつでも初心に戻れるように一瞬を永遠にとどめおいたので、いつか思い出したように見てくれたら…。それでも、もしなんかダメだったら直接俺のところに来て下さい、必ず力になります。これまで貰ってばかりだったけど、これからはあげる番です。周防名人が言っていたように、本当の強さを身に着けて女優の道を邁進してください」とメッセージが送られた。
証書を受け取った広瀬は大きく手を広げた後、小泉監督と熱い抱擁。観客からは大きな拍手が送られた。
広瀬すずが卒業生代表謝辞
そして、卒業生代表謝辞として最後に広瀬が挨拶し、「こんなにもこの作品が、公開されてからスタートという感覚になれなくて、寂しいとかは通り越してある意味気持ちがいいです。この作品に出会えたことで、自分の中でなんとなく始めていたお仕事が『あ、やりたいこと見つけたかもしれないな』と思ったのもこの3年間であって、役を通り越して、ここにいる皆さんと本当に仲間になれたことが、自分の中で支えになっています」と『ちはやふる』と歩んできた道を回顧。「この3年間の私たちの全てを、全部をかけたつもりです。その作品が多くの方に届けられたらと思いますし、みなさんにとって大きな作品になれば嬉しいです」と思いの丈をぶつけた。
「ちはやふる」完結
“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生達の友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いた人気コミックス『ちはやふる』(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)が原作。初日を迎えた『結び』には、広瀬、野村、新田、上白石、矢本、森永、松岡らおなじみのキャストに加え、新メンバーとして優希、佐野、清原、賀来が登場。高校3年最後の全国大会を目指す、瑞沢高校競技かるた部の忘れられない夏が描かれる。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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