齊藤工、被災地に“お祭り”届ける 高良健吾も駆けつける
2017.06.26 19:20
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俳優で映画監督としても活躍する齊藤工が発案した「cinema bird(移動映画館)」プロジェクトの第5弾となる「cinema bird in 熊本2017」が、25日に熊本県山鹿市にある、重要文化財の八千代座で行われた。
同プロジェクトとは映画館のない地域や被災地に映画を届けるプロジェクトで、2014年の石巻、2015年の福島県広野町、2016年の大分県の明尊寺・福島県南相馬市に続き、今回が5回目の開催。明治43年に芝居小屋として建造され、国の重要文化財にも認定されている八千代座には、冷たい雨が振る悪天候にもかかわらず、3部構成で約900人の観客が集まった。
映画上映だけでなく、コンセプトに賛同したアーティストやお笑い芸人、舞踊団などが参加している同プロジェクト。今回は、お笑いタレントのサンシャイン池崎のVTRからスタートし、会場のボルテージは急上昇。その後、ミラクルひかるがモノマネライブや、永野の「ラッセンより~普通に~熊本が好っきー!」のコール&レスポンスに、子どもたちも興奮だった。
会場の熱気も冷めやらぬ中、同イベントへの参加は初めてながらもMCを務めた、熊本県出身のモデル・中別府葵が登場。「私が育った合志市では、市民会館で上映会をやってくれていて、友達と見にいっていました。小さい頃に見た映画が、今でも思い出にあるので、皆さんもこの1日の記憶が残ってくれるといいなと思います」と、子ども達へ向けてコメントした。
そして満を持して発案者である齊藤が登場。「cinema birdはただの映画上映会ではなくて、色々なものが集まるお祭りなんですよね。今日はこの空間に浸っていただいて、来ている皆さんで同じものを共有していただければと思います」とメッセージを贈った。
原田と齊藤は昨年ドラマで共演し、撮影中もよく映画の話をしていたそう。イベントについて、原田は「今回呼んでいただけてとても嬉しいです。畳の上で映画を見る機会はなかなかないと思うのですが、作品がより素敵に見えそうですね」とコメント。映画については「監督が四季を丁寧に撮っていきたいということで、夏から秋にかけてと、翌年の冬にわたって撮影しました。洞爺湖は本当に美しくて、光によって景色がどんどん変わって見えるんですね。私も撮影中しながら、そこにいるだけですごく自然体になれたり、パワーをもらえていたので、それが映像からもきっと伝わると思います」と思いを語った。
第二部では、家族の物語を描いたアニメーション映画「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を上映。上映後は、シンガーソングライターの古賀小由実が、映画のエンディングソングのカバーを披露した。
さらに、この回にはスペシャルゲストとして熊本県出身の俳優・高良健吾も登場。高良は「僕たちが普段やっている役者の仕事って、決まっている現場に行くことだったりするんですよね。でも工さんは、自分で考えた移動映画館で、映画を皆さんの所に運んでいって、熊本に運んできてくれた。それは僕も熊本出身者としてとても嬉しいし、それを皆さんと一緒に体験できるのがとても嬉しいです」と熱く語った。
齊藤は「今回八千代座で開催できたルーツは、実はこの2人にあります。震災直後にすぐ動いていた2人に、何かできることがないかと連絡したときに、復興映画祭の実行委員会のメンバーの方を紹介いただいて、その縁があって今日の開催に至ったんですね」とイベント実施の経緯を説明した。
また、前日の24日、齊藤は益城町立津森小学校を訪問し、上映会を実施。震災直後に熊本を訪れ、津森小学校にも訪問していた齊藤が、その際に宣言した「必ず帰ってきます」という約束通りに再訪を果たし、鉄拳のパラパラ漫画「家族のはなし」を上映。小学生からの「好きな食べ物は?」などの可愛らしい質問にも優しい表情で応じ、笑顔溢れる会となった。(modelpress編集部)
映画上映だけでなく、コンセプトに賛同したアーティストやお笑い芸人、舞踊団などが参加している同プロジェクト。今回は、お笑いタレントのサンシャイン池崎のVTRからスタートし、会場のボルテージは急上昇。その後、ミラクルひかるがモノマネライブや、永野の「ラッセンより~普通に~熊本が好っきー!」のコール&レスポンスに、子どもたちも興奮だった。
会場の熱気も冷めやらぬ中、同イベントへの参加は初めてながらもMCを務めた、熊本県出身のモデル・中別府葵が登場。「私が育った合志市では、市民会館で上映会をやってくれていて、友達と見にいっていました。小さい頃に見た映画が、今でも思い出にあるので、皆さんもこの1日の記憶が残ってくれるといいなと思います」と、子ども達へ向けてコメントした。
そして満を持して発案者である齊藤が登場。「cinema birdはただの映画上映会ではなくて、色々なものが集まるお祭りなんですよね。今日はこの空間に浸っていただいて、来ている皆さんで同じものを共有していただければと思います」とメッセージを贈った。
高良健吾らスペシャルゲストが駆けつける
第一部では、北海道・洞爺湖の小さなまちのパンカフェの物語「しあわせのパン」を上映。スペシャルゲストとして、主演女優の原田知世も登場した。原田と齊藤は昨年ドラマで共演し、撮影中もよく映画の話をしていたそう。イベントについて、原田は「今回呼んでいただけてとても嬉しいです。畳の上で映画を見る機会はなかなかないと思うのですが、作品がより素敵に見えそうですね」とコメント。映画については「監督が四季を丁寧に撮っていきたいということで、夏から秋にかけてと、翌年の冬にわたって撮影しました。洞爺湖は本当に美しくて、光によって景色がどんどん変わって見えるんですね。私も撮影中しながら、そこにいるだけですごく自然体になれたり、パワーをもらえていたので、それが映像からもきっと伝わると思います」と思いを語った。
第二部では、家族の物語を描いたアニメーション映画「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を上映。上映後は、シンガーソングライターの古賀小由実が、映画のエンディングソングのカバーを披露した。
さらに、この回にはスペシャルゲストとして熊本県出身の俳優・高良健吾も登場。高良は「僕たちが普段やっている役者の仕事って、決まっている現場に行くことだったりするんですよね。でも工さんは、自分で考えた移動映画館で、映画を皆さんの所に運んでいって、熊本に運んできてくれた。それは僕も熊本出身者としてとても嬉しいし、それを皆さんと一緒に体験できるのがとても嬉しいです」と熱く語った。
齊藤工の想い 前日には小学校へ訪問
第三部では、80年代を席巻した数々のヒット曲が流れる音楽映画の傑作「シング・ストリート 未来へのうた」を上映。ここでは、熊本出身の行定勲監督も登場した。齊藤は「今回八千代座で開催できたルーツは、実はこの2人にあります。震災直後にすぐ動いていた2人に、何かできることがないかと連絡したときに、復興映画祭の実行委員会のメンバーの方を紹介いただいて、その縁があって今日の開催に至ったんですね」とイベント実施の経緯を説明した。
また、前日の24日、齊藤は益城町立津森小学校を訪問し、上映会を実施。震災直後に熊本を訪れ、津森小学校にも訪問していた齊藤が、その際に宣言した「必ず帰ってきます」という約束通りに再訪を果たし、鉄拳のパラパラ漫画「家族のはなし」を上映。小学生からの「好きな食べ物は?」などの可愛らしい質問にも優しい表情で応じ、笑顔溢れる会となった。(modelpress編集部)
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