高杉真宙、難役に「大丈夫かなぁって思った」 今後の“野望”掲げる
2017.05.15 11:36
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俳優の高杉真宙が14日、都内で行われた主演映画「想影」(公開中)の舞台挨拶に松原菜野花、加藤慶吾監督と登壇した。
映画「想影」
同作は、女による女のためのR18文学賞にて最終選考にノミネートされた、野村実来原作のラブストーリーより着想を得て作成されたインディペンデント映画。10年の時を経て、過去の想いと対峙する決心を固めた女性の現在を描く短編恋愛映画で、ヒロインの中村由美を松原、由美が長く片思いをする幼なじみの栄大輔の中学生時代を高杉、大人時代を細田善彦が演じる。監督より、最初に脚本を読んだときの感想を聞かれた高杉は「最初、題名見たときに、怖そうだなって思ったんですよ。(笑)」と告白しつつも「読んでいくうちに、純粋で綺麗な話だなと思って。青春時代のひとときって感じがして、なんでもない日常に見えるけど誰もが思ったことがある感情なんじゃないかなと思って。一途で素敵な話だなと思いました」と印象が大きく変わったようだ。
中学生役に挑戦
役作りで苦労した点、困った点については「中学生かぁってまずありましたね。大丈夫かなぁって思ったんです」と実年齢より年下となる中学生役に不安があったようだが「自分で言うのもあれなんですけど、見ていると違和感がないというか。しっかりと栄として演じられていたらいいなと思っていました」と手応え。その一方で「栄は普通なんだけど変ていうところがあり、どうしたらその変が出てきてくれるのかなと思っていました」と苦悩したことを告白。「栄って割と発言自体も変なところがあって。雰囲気とか、学校で果物を剥いているとか、普通じゃないなって」と悩んだようだが「現場に入ったらすぐ解決はしました」と晴れ晴れしい様子で語った。
高杉といえば最近の出演作で不良役やチャラ男役を演じているが、演じやすい役柄を聞かれると「今回の役も割と不思議な子だったんで、そこまで自分に似てるっていうのは感じなかったんですけど。でもなんか器用なんですけど不器用というか。そういうところが不器用なところが似てるとは思います」と回答。また自身は、率先してやっていくタイプではないと話し「あんな風に率先して行こうぜ!っていうのは難しいです。頑張りたいとは思います(笑)」と自身の性格をのぞかせた。
高杉真宙の料理の腕前は?
観客より、調理実習で林檎を剥くシーンがあることから「キャスティングされる前から料理はされていたのでしょうか?料理されていなかったらキャスティングされてからどのくらい練習されたのかなっていうのが気になりました」といった質問を受けると「僕は割と小さい時、果物とかよく剥いていて、やらされていたというか(笑)。やっていて。ただ、そんなに料理はしてなかったので、改めて練習しようと思ってナイフをいただいて練習はしましたね。栄がよく果物を剥いてる子だったんで」と回答。監督は「リハーサルいるかなと思ったら、上手く剥けてたんでそのまま撮っちゃうということがありましたね」と明かした。高杉真宙の野望
同作を撮影したのはおよそ1年半前。高杉は「僕はこの1年間走っていってるイメージなんです。スピーディに成長していけたらいいなと思っている期間というか、20歳に向けてしっかりと男っぽくなって行こうぜっていう期間でもあったので」と撮影からこの日までを振り返り「このときは中学生役ができたと思うんですけど、今の僕はもう中学生っていうのはなかなか見えないんじゃないかなーと思うんですよ。高校生はもちろんやりたいですし、まだやらせていただけるかなと思うんですけど」とコメント。貴重な中学生役となったようで「中学生役が今の僕にはできないだろうなと。その違いは大きいんじゃないかなと思います」と噛み締め、今後の野望には「引き続き男っぽくなろうぜ、と。髭の似合う男になりたいと思います」と掲げた。(modelpress編集部)
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