野村周平、愚痴炸裂で沸かす「俺のこと嫌いなのかと…」
2017.03.25 13:01
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俳優の野村周平が25日、都内で行われた映画「サクラダリセット」前編(後篇:5月13日2部作連続公開)の初日舞台あいさつに、共演の黒島結菜、平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里、深川栄洋監督と出席した。
「みんな俺のこと嫌いなのかと…」
初日を迎えた心境を聞かれた野村は「この1~2か月くらいずっと宣伝をしていたので、まだ公開していなかったんだという気持ちで、実際に“やっと公開だ”という気持ちと、“まだ公開していなかったんだ”という気持ちもあります」と吐露し、「毎日、僕バラエティで見ていません?」と観客に投げかけ、「すごい出ているんですよ。それを見てくださって(同作を)見に行こうと思ってくださった方もいると思うので、本当に宣伝って大切だなって思いました」とニッコリ。
また、作品の撮影からこの日までで1番印象に残っていることを聞かれると、玉城は撮影前の本読み時を挙げ「初めて一人ひとりの思いが本読みで繋がって、これから撮影が始まっていくんだなと実感したのを覚えています」と回顧し、野村は「(本読み時は)初対面だったのでみんな人見知りだったんですよ。(人見知りではない野村が)『おはよう!』って言っても『おはようございます…』みたいな。みんな俺のこと嫌いなのかと思った」と笑わせた。
愚痴炸裂で沸かす「虫に刺されていることに気付かず…」
同質問に、泣くシーンが多かったという平は「私は泣くシーンが得意じゃないので不安はあったんですけど、監督が私がどうしたら涙が出るか読み取って下さって、本番直前までそばにいてくださったりとか、どうしてここで泣くのか丁寧に言ってくださった」と明かした。
さらに黒島はクランクアップの日を挙げ「セリフがほとんどなくて、感情表現が難しい役だったので、今までにない達成感が終わった日にあって、“頑張ったな”って自分で初めて思えました。今までにない自分の中に生まれた感情だったので、忘れられないなと思います」としみじみ。野村は宿泊中にホテルで顔を虫に刺されて腫れたことを明かし「俺が虫に刺されていることに気付かず撮影していたのに、黒島ちゃんの目がちょっと腫れていたときは撮影を止めて、“俺も腫れているんだから止めろよ!”って」と愚痴を漏らして会場を沸かせ、「(腫れているシーンは)たぶん屋上のシーンかもしれませんね。そういうところもお楽しみに」とアピールした。
同作は、河野裕氏の小説「サクラダリセット」を前後篇の2部作で実写映画化。過去に体験したすべての“記憶を保持する能力”を持つ高校生・浅井ケイ(野村)と、“世界を最大3日分巻き戻す能力”を持つ春埼美空(黒島)が、さまざまな能力者と出会い、死んでしまった同級生を蘇らせるため奔走する青春ミステリーとなっている。(modelpress編集部)
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