山田孝之を3Dで体感 制作映画の公開&カンヌ“正式応募”決定
2017.03.25 01:30
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24日に最終話が放送されたテレビ東京系ドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」をきっかけとして、俳優・山田孝之、監督・松江哲明氏&山下敦弘氏が生み出した「映画 山田孝之3D」が、6月16日に公開されることがわかった。
山田孝之作品がカンヌへ
同ドラマは、山田が「カンヌ映画祭」に向けて映画制作に取り組む過程を追うドキュメンタリー。映画制作に奔走した山田の2016年夏の記録として作品化した。一方、映画はイリュージョンのような言葉と映像で「山田孝之」を3Dで体感できる誘う作品。ドラマにも登場した芦田愛菜が友情出演しており、24日の最終話では、本年度のカンヌ映画祭への「正式応募」を果たした。
山田孝之「全てが詰め込まれています」
山田自身も「この映画には僕の今までの人生とこれからの全てが詰め込まれています」と語る意欲作。監督たちも「3Dだからこそ効く体感映画が完成してしまったと自負しています」(松江監督)、「これは人間、山田孝之と山下敦弘のけじめとしての映画です」(山下監督)と自信を見せている。(modelpress編集部)
山田孝之コメント
2016年、僕と山下さんは手を取り合い、衝突を重ね、決別し、再び手を取り合い一つの映画を完成させました。この映画には僕の今までの人生とこれからの全てが詰め込まれています。それを引き出せたのは山下さんとの関係無しでは成せないことでした。そして、その全てを見届けてくれた芦田さん。僕は芦田さんと出会ったことでたくさん失い、たくさん発見することができました。いつか芦田さんのような大人になるため、山田孝之は現実をぶち壊し続けて生きていきます。
松江哲明監督コメント
山下くんから「山田くんが自分を題材にした映画を撮りたいと言ってるんだけど」と相談され、カメラ目線でこれまでの人生を語る山田孝之を見た時、この映画は彼の脳内にダイブするようなドキュメンタリーにしなければならないと覚悟を決めました。山田くんが目からビームを発しながら訴えてくるからです、「もっと飛べ!」と。僕の勘違い、または洗脳されていただけかもしれませんが、3Dだからこそ効く体感映画が完成してしまったと自負しています。あの目力に注意してご覧ください。
山下敦弘監督コメント
山田孝之くんとこの三年間いろいろなことがありました。「真剣じゃないと芝居が出来ない」から始まり、しまいにはナパーム爆破してからの逃亡…。山田くんとは二度と映画は作れないんじゃないかと諦めていましたが、この度、芦田愛菜さんのおかげで一本の映画を作ることが出来ました。これは人間、山田孝之と山下敦弘のけじめとしての映画です。どうか皆さま劇場で見届けてください。この映画を芦田愛菜さんに捧げます。
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