斎藤工、板谷由夏(画像提供:WOWOW)

斎藤工、大役担う板谷由夏へアドバイス「すごくいい空気が生まれる予感」

2017.01.10 12:00

日本時間2月27日にWOWOWで生中継される「第89回アカデミー賞授賞式」(同時通訳:10:00/字幕版:21:00)のレッドカーペットレポーターに、女優の板谷由夏が就任。あわせて、俳優の斎藤工がスタジオゲストを務めることも分かった。


“先輩”斎藤工から板谷由夏へアドバイス

レッドカーペット・レポーターを任された板谷は、アカデミー賞授賞式を間近で体験できる機会に「すごいことだと思います」とワクワクした表情。今回のオファーを聞いて「まずは斎藤工のことが頭に浮かびました」とのことで、「(2015年にレッドカーペット・ナビゲーターを務めた)工君にはいろいろと聞かなきゃと思って。とりあえず2年前の中継の映像を見ようと思っています」と意欲を語った。

一方、“先輩”の体験談として「レッドカーペットの場はやっぱり生ものですから、状況がどんどん変わっていくんです」と指摘した斎藤。「僕のときは、ベネディクト・カンバーバッチやエディ・レッドメインといった人たちがいろいろと話をしてくれました。でもその一方で、時間の都合によりスルーしてしまった人もいたんです」と述懐した。

さらに斎藤は、「彼らも授賞式前なので、並々ならぬ意気込みで来ている。だからこそ板谷さんがそこにいるだけで成立するんだと思います。やはり向こうのスターは、何かをかぎ取ることに長けた人たち。同じ職業である板谷さんがそこにいるだけで、通じ合えることも多いんじゃないかと思います。板谷さんは、ニュース番組で、各地の方々とも接していますが、そういう方たちであっても、来日しているハリウッドスターであっても、接し方が変わらないんです。肩書きや職業で分け隔てない心根を持っている人なので、すごくいい空気が生まれる予感がします」とコメント。アドバイスを受けた板谷は「楽しかったなと思えるようにしたいし、楽しい事だけを想像して行きます」と決意を語った。


「君の名は。」に期待

アカデミー賞のノミネート発表は1月24日だが、新海誠監督の『君の名は。』や、マーティン・スコセッシ監督が日本人キャストを起用して撮った『沈黙-サイレンス-』など、日本に関連した作品が賞レースをにぎわす可能性は大きい。

「今はアニメを認めないといけない時代になっている。そんな時代を象徴するのが『君の名は。』だと思うので、ワクワクします」と斎藤が語れば、板谷も「わたしもワクワクします。『君の名は。』も含めて日本のアニメは世界に自慢できるものだと思うので、世界にどう評価されるのか。楽しみですね」と期待を寄せていた。(modelpress編集部)
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