上野樹里を絶賛「この人、最強なんじゃないかと思った」
2016.10.05 23:09
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女優の上野樹里が5日、都内で行われた映画「お父さんと伊藤さん」(10月8日より全国公開)の公開直前試写イベントに、タナダユキ監督とともに登壇。トークショーで上野は、タナダ監督から絶賛された。
映画「お父さんと伊藤さん」
同作は、書店でアルバイトをしながら気ままに暮らす34歳の彩(上野)と、彩の20歳年上の彼氏で給食センターでアルバイトする伊藤さん(リリー・フランキー)が同棲するアパートに、息子夫婦に家を追い出された彩のお父さん(藤竜也)が転がり込んで来て、3人の奇妙な共同生活が突然始まって…というストーリー。上野樹里、30代女性主人公を演じて…
30代女性の主人公を演じたことについて上野は「中年後半に差し掛かって行って、皆さん悩まれる時期で、彩もその1人で、会社員を辞めてバイト暮らしと聞くと、お父さんから見たらダメな娘に見えますし、周りの人からもパッとしない人というのが主人公というのが面白いなと思いました」と語る。「彩の一言一言が今の現代の女性に親近感を持っていただけるような飾らない言葉が魅力的だなと思いました。なので(演じて)楽しかったです」と笑顔を見せた。
上野樹里を絶賛「この人、役者として最強」
そんな上野の魅力についてタナダ監督は「上野さんが主役やヒロインを演じられてきた役はどこかキラキラする部分があって、まったくキラキラしていない主人公をどう演じるんだろうって興味がありました」と吐露し、「憑依型と言われていたので、あまり役作りをやらなくても憑依するタイプなのかなと思っていたら、イン前も生真面目っていうくらいいろいろと考えていてくれていて感動しました」と告白。さらに「考えてきてくれたものを曲げないわけではなく、相手のお芝居を見て変化させられる。そういうところが憑依するということなんだなと思いました。役作りもきちんとするし、現場でそれを簡単に捨てることもできるって、この人、役者として最強なんじゃないかなって思っていました」と手放しで絶賛した。
上野樹里、生活感を大切にしながら演じていた
また、観客からの“彩役と上野自身が似ているところ”という質問に上野は「生きることにシンプルで、ウソがないというか、自分で決めた道を生きている、自分的には満足して生きているところ」と回答。タナダ監督が「料理の手つきが上手で、演出する監督側としてはすごく助かりました。いつもやってらっしゃるんだなって思いました」と打ち明けると、上野は「彩は毎日夜ご飯を作っていたので、私も映画の期間中は家に帰る前にスーパーに寄ってご飯を作って、余ったものをタッパーに入れて持ってきて食べていたり、生活感を大切にしながら演じていました」と語った。(modelpress編集部)
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