宮崎あおい、感無量の涙 “父”渡辺謙への思い語る
2016.09.17 19:06
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女優の宮崎あおい(※「崎」は正式には「たつさき」)が17日、都内で行われた映画「怒り」の初日舞台挨拶に、広瀬すず、綾野剛、妻夫木聡、渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、李相日監督と登壇。宮崎が涙を浮かべながら言葉を詰まらせた。
殺人事件をきっかけに、“信じる”とは、を問いかける同作で、渡辺演じる槙洋平の娘・愛子役を務めた宮崎。渡辺との共演の印象を「お父ちゃんは…」と語り始めた宮崎は、「…私は今、とても寂しくて」と心境を告白。「今日から映画が始まって行くので、みなさんのものになっていくのが凄く嬉しいのですけれど、『明日から父ちゃんに会えなくなってしまうのだな』と思うと寂しいところがあります。現場でも凄く支えて頂いて、自分の居場所を作って頂いたと思っています」と言葉を詰まらせながら振り返った。
続けて、「お父ちゃんが横に椅子を置いてくれて、『ここに座っていなさい』と居場所を作ってくれて、私はそこにいてお父ちゃんとたまに話をして、そういう時間があったからこそ、愛子とお父ちゃんという関係が出来上がったのだなと凄く感じています。だから、『お父ちゃんに付いて行けば大丈夫だ』という安心感があるので、私は謙さんの娘を1回でも演じられたことを幸せに思っています」と涙を浮かべながらも、最後は笑顔で心境を明かした。
宮崎の言葉を受けた渡辺は、「彼女がこの役をやろうというときの思いといいますか、覚悟みたいなものは、言わずとも感じていたので、俳優同士としても、先輩としても、きちんと見届けたいと思ったし、色々なことでサポートできることならサポートしたいと思いました」と宮崎が並々ならぬ覚悟で愛子役に挑戦したことを示唆。
「映画撮影としては短い時間だったのですが、濃密な生活をさせて頂いたような感じがしましたので、あおいちゃんと同じような感じです」と心境を言葉にした。最後は、「でも、連絡下さいね!」と宮崎に声を掛け、宮崎はそんな渡辺に深々と頭を下げた。
同作は、吉田修一氏の同名小説を映画化。SNSやモバイルの発達により、家族や友人、ときに愛する人でさえ、簡単に疑ってしまう不信の時代に“信じる”とはという根源的な問いかけを一つの殺人事件をきっかけに投げかける群像ミステリー。(modelpress編集部)
続けて、「お父ちゃんが横に椅子を置いてくれて、『ここに座っていなさい』と居場所を作ってくれて、私はそこにいてお父ちゃんとたまに話をして、そういう時間があったからこそ、愛子とお父ちゃんという関係が出来上がったのだなと凄く感じています。だから、『お父ちゃんに付いて行けば大丈夫だ』という安心感があるので、私は謙さんの娘を1回でも演じられたことを幸せに思っています」と涙を浮かべながらも、最後は笑顔で心境を明かした。
渡辺謙、宮崎あおいから「覚悟を感じた」
渡辺が演じる洋平は、劇中では、家出をした愛子が新宿・歌舞伎町の風俗店で働いていたところを家に連れ帰っている。宮崎の言葉を受けた渡辺は、「彼女がこの役をやろうというときの思いといいますか、覚悟みたいなものは、言わずとも感じていたので、俳優同士としても、先輩としても、きちんと見届けたいと思ったし、色々なことでサポートできることならサポートしたいと思いました」と宮崎が並々ならぬ覚悟で愛子役に挑戦したことを示唆。
「映画撮影としては短い時間だったのですが、濃密な生活をさせて頂いたような感じがしましたので、あおいちゃんと同じような感じです」と心境を言葉にした。最後は、「でも、連絡下さいね!」と宮崎に声を掛け、宮崎はそんな渡辺に深々と頭を下げた。
同作は、吉田修一氏の同名小説を映画化。SNSやモバイルの発達により、家族や友人、ときに愛する人でさえ、簡単に疑ってしまう不信の時代に“信じる”とはという根源的な問いかけを一つの殺人事件をきっかけに投げかける群像ミステリー。(modelpress編集部)
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