橋本愛“超人的”撮影秘話を告白「とても幸せでした」
2016.02.27 14:58
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女優の橋本愛が27日、都内で行われた映画「シェル・コレクター」の初日舞台挨拶に、主演のリリー・フランキーをはじめ、池松壮亮、寺島しのぶ、坪田義史監督と登壇。撮影で「超人的なシーン」に挑んでいたことを明かした。
橋本愛“超人的シーン”に挑戦「とても幸せ」
奇病に冒された少女を演じた橋本は、完成版を観終わったときの心境を、「これだけ前衛的で、実験的な映画に係わることができて、とても幸せです」と明かした。完成版ではカットされたシーンもあったそうで、「現場では、色々と、もっとおかしなことをやっていたのですが、出来上がった作品では、違和というものが溶け込んでいて、『ちょうどいい感じになったのだな』というのが最初の印象でした」と振り返った。カットされたシーンについては「私のところは結構あります」といい、「1人で船を動かしているシーンとかもあったのですけど」と思い出し笑いを堪えながらコメント。「そういう超人的なシーンとかもあったのですけど、いい感じに“ふわ~”っとしているくらいに落ち着いたのだなと思いました」と印象を言葉にした。
リリー・フランキー「腹がちぎれそうなくらい笑った」
橋本の話を受けて、盲目の貝類学者を演じたリリーは、「もっと景気のいい、愛ちゃんが1人で、(船の)先端でこうやって」などと、ジェスチャーを交えながら、橋本が船の上で荒海に立ち向かうかのような勇ましいポーズを取る場面の撮影が行われたことを説明。その場面を見ていたリリーは「腹がちぎれそうなくらい笑いました(笑)」というも、「あれ、おかしいと思うよ」と全員で監督に意見をしたそうだ。だが、舞台挨拶の場では、「今となっては全部、入れちゃえばよかったですね(笑)」と爆笑していた。
橋本愛、無茶ぶりに動揺
イベントでは、笑いの絶えないトークが続いたが、坪田監督から最後の挨拶が行われた後、リリーが「愛ちゃん、あんまりしゃべってないからご挨拶を」と橋本にコメントを促す一幕があった。橋本は、急な振りに「ええ!」と悲鳴を上げたが、坪田監督が「ロッテルダムに一緒に行かれたんですよね」と助け船を出した。橋本は、「(オランダ・ロッテルダム映画祭で)受賞するかもという話があって、私だけ(ロッテルダムに)残って授賞式に出席する予定で動いていたのですが、それが結局なしになって」と経緯を説明。「日本の方で、監督が泣いているという話を聞きました」とエピソードを披露した。リリーは「監督がバーのカウンターで号泣していました。久しぶりに大人の号泣を見ました」と同作の裏舞台のひと場面を語った。
池松壮亮「圧倒された」「言葉にならない」
貝類学者の息子役を演じた池松は、完成版を観た感想を「圧倒されたというのが一番しっくりくるなと思っていて」とコメント。続けて、「何かこう、言葉にならないんですよ。しばらくこういう日本映画を観ていなかったし、どう受け止めていいのかしばらく考えて」と回顧した。「『こういう体験をしたかったんだよな』と思いました。久しぶりにそういう感覚になりました」と同作への参加が特別な体験となったことを明かした。「シェル・コレクター」は、ピューリッツァー賞受賞作家アンソニー・ドーアの同名小説を原作とし、沖縄を舞台に作品化した映像ファンタジー。リリー・フランキーが15年ぶりに単独主演を務め、橋本は奇病に冒された少女を演じる。(modelpress編集部)
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