伊原剛志「まだまだ色んな国で挑戦していける」 ハリウッドスターとの共演で自信
2015.11.14 17:27
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俳優の伊原剛志が、ハリウッドスターとの共演を振り返った。
14日、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われた映画「ラスト・ナイツ」の初日舞台あいさつに、紀里谷和明監督とともに登壇した。
紀里谷監督のハリウッド進出作品となる同作で、クライヴ・オーウェンやモーガン・フリーマンなど海外のそうそうたる役者陣と共演した伊原は「どの国の役者さんたちも、真摯にその作品の役に向かって取り組む姿勢は変わらないなという思いがありました」と感想を語り、「自分ではとにかく参加するときに、クライヴ・オーウェンやモーガン・フリーマンと一緒に写ったときに、自分が画の中で存在が負けないようにしていて、撮影中にモニターを見たときに“俺も大丈夫じゃない”って(笑)」と胸を張り、「まだまだ色んな国で挑戦していけると思いました」と手ごたえをつかんでいた。
唯一の日本人キャスト 抜擢の理由は?
また、立ち回りについて伊原は「監督の狙いじゃないかと思うんですけど、全部刀が真っ直ぐな洋刀なんですよ。僕がやることによって、日本刀ではないんだけど、日本の刀に見えたりして、武士道という精神が画面の中に反映されている」と語り、「それが狙いですよね」と伊原から尋ねられた紀里谷監督は、「そうです。大事なもののためにどれだけ差し出せるのかというのが武士道のポリシーだと思うんですけど、その概念は世界中にあるもので、色んな人たちがそれをやることで、形というものを1つの文化に寄せてしまうのを嫌ったんですね。なので、日本刀のようであり、西洋の刀のようでもあるというものを目指しました」と説明した。
伊原を日本人の役者として唯一起用した理由について紀里谷監督は「現場以外でどのような生き方をされているかというのが、お芝居の上でも見えてくると思っていて、伊原さんとは10年来お付き合いさせていただいていて、プライベートでお話をしていても男で、武士道的な考え方をお持ちなので、そういう部分で伊原さんだと思いました」と打ち明け、伊原を喜ばせた。
同作は「忠臣蔵」をベースに、狡猾な政治家が台頭し、よこしまな政治が幅を利かせる封建的な帝国で、自らの手で君主を斬首するという非道な行いを強いられた男と仲間たちが、堕落した権力者たちへ報復する計画を立て、君主の仇討のために立ち上がる姿を描く。(modelpress編集部)
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