映画「アンフェア the end」がクランクアップを迎えた篠原涼子(C)2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン【モデルプレス】

篠原涼子、10年目「アンフェア」涙の撮了 最後の“相棒”も駆けつける

2015.04.08 11:03

女優の篠原涼子が主演する映画「アンフェア the end」(9月5日公開)がクランクアップを迎えた。

4月初旬、埼玉県内にある満開の桜並木で行なわれた撮影最終日。最終カットにOKの声がかかると、「アンフェア」シリーズを支え続け、篠原とともに作品を作り上げてきた佐藤嗣麻子監督が花束を持って篠原のところへ。「この花をもらったら終わっちゃう」と冗談っぽく笑ってみせるも、感慨深げに監督からの花束を受け取り、抱擁した。

篠原は「10年間も続くと思っていなくて、振り返ると私も当時は31歳で若かったのですが、『アンフェア』とともに成長する事ができました。こうしてこの場に立っていられるのは監督をはじめ、スタッフの方々、『アンフェア』という作品のおかげだと思っています」と感謝。「結婚したり、子供ができたり、『アンフェア』を通して、本当に幸せで贅沢な人生を過ごせた日々だったと思っています」と振り返り、「『アンフェア』という作品を汚さないためにもこれからもっと良い役者になれるよう頑張りたいと思います」と気持ちを新たにした。

“相棒”永山絢斗も駆けつける

(左から)篠原涼子、永山絢斗(C)2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン
(左から)篠原涼子、永山絢斗(C)2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン
また、この日はひと足早くクランクアップを迎えていた主人公・雪平夏見(篠原)の“最後の相棒”となる「津島直樹」役の永山絢斗も篠原には内緒でロケ地を訪れ、スタッフとともに最後の勇姿を見守った。永山のクランクアップのときには篠原がサプライズ登場。お互い“相棒”に最後を見届けられながらのクランクアップとなった。

撮影最後のアンフェア、そして雪平夏見の10年を締めくくる花道に相応しく、満開の桜のなかで感動のクランクアップを迎えた篠原は「10年間、雪平夏美と連れ添ってきたので、まだ実感が沸かない」と語りながらも、目を潤ませながら感極まった様子だった。

ついに「アンフェア」終焉へ

(左)篠原涼子(C)2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン
2006年1月期に連続ドラマとしてスタートし、日本のドラマでは異例とも言える徹底したハードボイルド&サスペンス路線で人間や社会の暗部を深く捉え、予測不可能で巧妙なストーリー展開と魅力的で演技巧者なキャストが揃い踏みしたことで、視聴者から圧倒的な支持を受けた「アンフェア」。2007年3月には劇場版「アンフェア the movie」が公開、2011年9月「アンフェア the answer」が興行収入23.4億円を超えるヒットを記録。しかし、事件は解決したものの、雪平夏見が追う謎は残されたまま。劇場版第3弾となる今作はタイトルに「the end」とある通り、10年に及ぶ謎のすべてを明らかにし、遂に「アンフェア」シリーズは終焉を迎える。

前作に引き続き、篠原のほか佐藤浩市、阿部サダヲ、加藤雅也、寺島進らが出演するほか、新キャストとして永山、AKIRA、吉田鋼太郎らも加わる。

映画「アンフェア the end」とは

前作から4年。バツイチ、子持ち、大酒飲み、検挙率ナンバーワンの敏腕であり、過去に犯人を射殺した経験のある唯一の刑事・雪平夏見。元夫・佐藤和夫の死と引き換えに、国家を裏で操る秘密組織の機密データを手に入れた雪平が、再び警視庁捜査一課へと戻り、ついに反撃。雪平ならではの鋭い嗅覚と型破りな手段で、いよいよ最後の敵へと迫っていく。雪平が刑事になったきっかけともいえる、父親殺しの真犯人の正体も明らかになる。(modelpress編集部)
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