中谷美紀が号泣 感極まる思いを告白
2014.12.12 11:20
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女優の中谷美紀が、感極まり号泣した。
11日、都内にて行われた映画「繕い裁つ人」(2015年1月31日公開)完成披露試写会では、作品に絡め「今日の為の特別な一着」を着用した出演者が華麗に登壇。4年ぶりに主演映画を務める中谷は長年の付き合いである友人に特注で作ってもらったという衣装を身に纏い、友人への感謝の気持ちと作品に出会えたことに感極まり号泣した。
イベントには三浦貴大、黒木華、中尾ミエ、伊武雅刀も出席した。
同作は講談社ハツキスにて連載中の人気コミックを実写映画化したもの。神戸で祖母が始めた仕立て屋「南洋裁店」を受け継いだ2代目店主・市江が仕立てる“人生を変える一着”と、彼女を取り巻く人々の心の変化を描く。(modelpress編集部)
4年ぶりの主演作品への想いを明かす
撮影を振り返り中谷は「自分では一切ミシンはおろか、裁縫もしたことがなかったので、すごく練習しました。ボタンを付けたり、真っ直ぐに縫ったり色々と…。撮影の合間は縫うのが楽しくて自分でもミシンを購入したのですが、撮影が終わった今では一切触っていません(笑)。またやり直さなければですね」とコメント。「この映画を通して、自分の限界をちょっと違った視点で見てほしい。そうすれば、限界は限界でなくなるはず。この映画をみなさまの愛情で包んでいただけると光栄です」と想いを伝えた。現場での中谷の素顔を明かす共演者ら
また、共演の片桐はいりは「中谷さんは『主演とはこういうものだ!』を体現しているほどストイックに現場で振る舞っておられて、ミシンも完璧にこなして、本当にすごいなと思いました」と中谷の姿勢に感嘆。杉咲花も「中谷さんにすごく優しくしてもらって、フラットな気持ちで撮影に臨むことができました。中谷さん、本当にありがとうございました」と感謝を語る場面も。一方で三島有紀子監督は「中谷さんにオファーしたきっかけは、『自分』を持っていて、その人がそこに立つだけで、凛とした空気が漂う女優…と、考えたときにふと自然に頭に浮かんだのが、ミシンを縫う中谷さんだったので、オファーしました」と今回の抜擢理由を明かした。イベントには三浦貴大、黒木華、中尾ミエ、伊武雅刀も出席した。
同作は講談社ハツキスにて連載中の人気コミックを実写映画化したもの。神戸で祖母が始めた仕立て屋「南洋裁店」を受け継いだ2代目店主・市江が仕立てる“人生を変える一着”と、彼女を取り巻く人々の心の変化を描く。(modelpress編集部)
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