水嶋ヒロ、サプライズに号泣「自分が地球上で一番幸せな人」

2014.01.18 14:38

俳優の水嶋ヒロが18日、3年ぶりの復帰作が公開となり涙を流した。

水嶋はこの日、都内で行われた主演映画「黒執事」の初日舞台挨拶に出席。剛力彩芽優香山本美月からサプライズで花束を贈呈されると、涙を浮かべ「感謝の気持ちで胸がいっぱいです。もともと僕は皆さんが出演してくださるというだけでも嬉しかったですし光栄でした。こうして一緒にお仕事をして、さらにこんな言葉までいただけて、いま自分がこの地球上で一番幸せな人なんじゃないかって思ってしまうぐらい、頭の中が幸福の色でいっぱいです」と感無量の様子。

「皆さんに支えられた」

「絶対に頼りない主役だったと思います。でも僕は皆さんに支えられたと思っているんです。こうしてこの場に立っていられるのも絶対に自分ひとりではどうしようもできなかった」と周りの支えあって今であることを強調し「この感謝の気持ちを忘れずに、できることなら皆さんにこの現場がより一層記憶に残るようなものになってほしいので、僕は微力ながらこの映画がもっともっと大きな広がりを見せられるように努めていきたいと思います」と力強く意気込み、会場から大歓声を浴びた。

男泣きで「やってきたことは間違っていなかった」

水嶋は冒頭から涙をこらえていた。先に山本が作品への思いを話しながら泣き出し、大谷健太郎監督から「先日のジャパン・プレミアの時に(水嶋さんが映画をヒットさせて)『僕はこの勝負に勝ちたい』とおっしゃっていました。僕も勝たせてあげたいなと思います」と熱いメッセージ。水嶋は「(涙をこらえるのが)無理だ」と目を潤ませ「監督の言葉が嬉しいです。やってきたことは間違っていなかった」と男泣きした。

「とにかく嬉しいの一言」

プロデューサーとしても同作に関わり、約2年半にわたる制作期間を費やした水嶋。「無事今日という日を迎えられて本当に嬉しく思っています。天気にも恵まれましたし、胸がいっぱいで今の気持ちをどのように表したらいいのか、ずっと悩んでいたんですけど…『とにかく嬉しい』その一言に尽きるなと思っています。やれることは全部やったので、あとは神様、お客さんに任せるだけ。とにかく嬉しいです。ありがとうございます」と喜びを噛みしめるように挨拶。

さらに「とにかくいい作品を作りたい、その一心で頑張ってきました。原作に対するリスペクトがないんじゃないかという声もありますが、原作があってファンの支えがあって、こうして実写化を実現できました。そこに対する皆さんへの感謝の気持ちは、一瞬たりとも忘れたことはありません。キャストもスタッフも一丸となって、そのことを胸にとどめながら、自分たちがその時にできる最高の仕事をしようという想いで頑張ってきたのが『黒執事』です」と作品への想いを語り「僕らの想いが少しでも原作ファンの方、原作ファンではない方にも届けばいいなと思います」と呼びかけた。

映画「黒執事」

枢やな氏の人気コミックを実写化した同作は、枢氏の承認のもと、原作から130年後と舞台を変え新しいストーリーを構築。大谷健太郎氏、さとうけいいち氏の2人がメガホンをとり、脚本は「LIAR GAME Season2」「ストロベリーナイト」「謎解きはディナーのあとで」など数々のヒット作を手がける黒岩勉氏。冷酷で美しい執事・セバスチャン(水嶋)とその主人・幻蜂清玄(剛力)の2人が、世界を巻き込む“連続ミイラ化怪死事件”の解決に挑む。(モデルプレス)
【Not Sponsored 記事】

関連記事

  1. 水嶋ヒロ、妻・絢香の闘病と苦悩の3年に本音
    水嶋ヒロ、妻・絢香の闘病と苦悩の3年に本音
    モデルプレス
  2. 水嶋ヒロ、涙で壮絶過去&家族への想いを語る
    水嶋ヒロ、涙で壮絶過去&家族への想いを語る
    モデルプレス
  3. 水嶋ヒロ、奥底の本音を初めて告白 3年ぶり復帰で決意
    水嶋ヒロ、奥底の本音を初めて告白 3年ぶり復帰で決意
    モデルプレス
  4. 水嶋ヒロ主演「黒執事」に「ネガティブな声がない」
    水嶋ヒロ主演「黒執事」に「ネガティブな声がない」
    モデルプレス
  5. 水嶋ヒロのイメージが一変 剛力彩芽が明かす
    水嶋ヒロのイメージが一変 剛力彩芽が明かす
    モデルプレス
  6. 水嶋ヒロ、「まんまとしてやられた」
    水嶋ヒロ、「まんまとしてやられた」
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. 永野芽郁、Netflix映画「僕の狂ったフェミ彼女」主演に決定 ばっさりカットで“フェミニストの彼女”熱演
    永野芽郁、Netflix映画「僕の狂ったフェミ彼女」主演に決定 ばっさりカットで“フェミニストの彼女”熱演
    モデルプレス
  2. キンプリ永瀬廉&吉川愛、初共演でW主演 鬼×人間の究極ラブストーリー「鬼の花嫁」実写映画化決定
    キンプリ永瀬廉&吉川愛、初共演でW主演 鬼×人間の究極ラブストーリー「鬼の花嫁」実写映画化決定
    モデルプレス
  3. 藤本タツキ氏漫画「ルックバック」実写映画化決定 2026年公開・監督は是枝裕和氏【コメント】
    藤本タツキ氏漫画「ルックバック」実写映画化決定 2026年公開・監督は是枝裕和氏【コメント】
    モデルプレス
  4. 鈴木亮平主演劇場版「TOKYO MER」第3弾舞台は“東京”に決定 続投キャスト登場の予告も解禁
    鈴木亮平主演劇場版「TOKYO MER」第3弾舞台は“東京”に決定 続投キャスト登場の予告も解禁
    モデルプレス
  5. 吉沢亮・北川景子ら「第50回報知映画賞」各賞発表「国宝」関連が4冠達成
    吉沢亮・北川景子ら「第50回報知映画賞」各賞発表「国宝」関連が4冠達成
    モデルプレス
  6. 當真あみ、憧れの存在語る「現在進行形でどんどん増えていっている」【終点のあの子】
    當真あみ、憧れの存在語る「現在進行形でどんどん増えていっている」【終点のあの子】
    モデルプレス
  7. FANTASTICS中島颯太をリスペクト 共演者から絶賛止まらず「いつもキュンキュンしておりました」【ロマンティック・キラー】
    FANTASTICS中島颯太をリスペクト 共演者から絶賛止まらず「いつもキュンキュンしておりました」【ロマンティック・キラー】
    モデルプレス
  8. 上白石萌歌・高橋恭平・木村柾哉・中島颯太ら豪華キャスト8人集結 高橋はショーに感動「水が何リットル使われているのかだけ知りたい」【ロマンティック・キラー】
    上白石萌歌・高橋恭平・木村柾哉・中島颯太ら豪華キャスト8人集結 高橋はショーに感動「水が何リットル使われているのかだけ知りたい」【ロマンティック・キラー】
    モデルプレス
  9. 「国宝(観た)」流行語大賞トップテン入り 歴代興行収入ランキング邦画実写1位など快挙
    「国宝(観た)」流行語大賞トップテン入り 歴代興行収入ランキング邦画実写1位など快挙
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事