内科から美容医療までサポート。日本橋にオープンした「0th CLINIC」ってどんな場所?
アラサーはお肌の曲がり角なんて言うけれど、実際に筆者もアラサーになり、肌や健康面が気になり始めてケアに意識するようになりました。最近話題の美容医療も気になりますが、行きつけの病院を含め、通院は働くアラサーにとって面倒だなって思ってしまいますよね。
そんな忙しいアラサー女性の味方になるクリニックが東京・日本橋にあるというウワサが! 内科と美容医療の両面からアプローチするアンチエイジングを提供する「0th CLINIC(ゼロスクリニック)」は、なんと&beやCipiCipiなどのコスメブランドを展開するRainmakersが業務提携しているクリニックなのだそうです。
先日行われたレセプションパーティーでは実際にクリニックで使用しているVISIA診断が体験できるということで、ビューティー連載を担当する編集部員とライターでお邪魔してきました。
■肌状況と肌年齢がわかるVISIA診断を体験
レセプションパーティーの会場には、カウンセリングで用いられるVISIA診断をはじめ、肌水分診断などを体験できるコンテンツが用意されていました。自分の今の肌状態は怖いけれど知っておきたい……。ということで、早速VISIA診断から体験させていただきました。
VISIA診断とは、高性能なカメラと分析技術で肌のシミ・シワ・毛穴・キメ・隠れジミ・赤み・ポルフィリン(アクネ菌の代謝物)・肌年齢などを診断するマシーンのこと。台に顎を乗せればカメラが左右に動き、正面と横顔を撮影していきます。
診断結果はタブレットに表示され、恐る恐る覗いてみると、肌年齢や今の肌状態が映し出されました。あっという間の解析時間だったにも関わらず、シミやシワ、毛穴などの細かい解析結果が出ていることにびっくり!
実年齢29歳に対して、肌年齢は27歳という結果に。編集部員が一番気になっていたという毛穴は目立っておらず、全体的に良い状態とカウンセラーからの言葉に安堵した様子。それぞれの肌悩みにパーセンテージが振られており、100%に近ければ近いほど肌状態が良いのだそう。
細かく分けられた要素の中で、シワの数値がやや低く、目回りの小ジワに色がついていたことからこの部分に注力してケアをした方が良いとアドバイスももらえました。
続いて表示されたのがシミュレーションというもの。解析結果をもとに年齢を重ねた未来肌をシミュレーションした画像を見ることができます。
将来の自分の姿なんて想像できないので興味深々! 80歳のシミュレーションを見た編集部員は「父方のおばあちゃんに似てる!」と驚いた様子でした。年齢を重ねるとどうしても骨が萎縮して脂肪も減ることから、たるみが生じてしまうのだそう。特に目元に出やすいことから、ボトックスなどで今のうちから筋肉を弱める方が良いとアドバイスをいただきました。
このVISIA診断は、実際に「0th CLINIC」のカウンセリングにも用いられており、結果から適切な治療プランを提案してくれるといいます。
この日はVISIA診断とは別に、ハンディータイプのマシーンを使って肌水分診断も体験させていただきました。
まずはタブレットに年齢や肌悩み、ライフスタイルついて入力していきます。頬に機械を当てて数秒待ってみると……
タブレットには肌のキメの画像が映し出され、キメと水分量がグラフ化されていました。水分量は平均値以上だったもののキメがイマイチという結果に。「寝不足が続いてたからなぁ」とライフスタイルを改めるきっかけになりました。
これらの結果から、肌の保湿力や弾力の向上を図る「ジュベルック」と「リジュラン」の2つのおすすめの施術について教えてもらいました。どんな施術なのか、ダウンタイムはどのくらいなのか、詳しく説明してくれるので試してみたくなります!
会場内には他にも実際に「0th CLINIC」で行われている治療や施術についても展示されていました。
ニキビ治療をはじめ、糖尿病やピルサポートと普段から悩まされるものから女性に多い症状まで幅広い印象ですが、「0th CLINIC」は一体どんなクリニックなのか、院長の黒田先生からお話を伺いました。
■ライフパートナーのような存在を目指す「0th CLINIC」とは?
東京・日本橋にある「0th CLINIC」は、外科専門医や病理専門医を取得している黒田揮志夫先生が院長を務めるクリニックです。診療科は内科などの保険診療と、美容皮膚科といった保険枠に限定されない医療を組み合わせることで、内面と外面のどちらも健やかに保つための治療や施術を行なっています。
具体的にどんな症状を診ているのかを黒田先生に聞いてみると、風邪や頭痛、膀胱炎、糖尿病、高血圧といった内面的なものから、ニキビ治療をはじめ美容的な治療といった外面的なものまで。この2軸でアプローチをすることで、かかりつけ医を目指していきたいと話してくれました。
たしかに外見に関わる歯医者や美容医療であればコンスタントに通いたいと思えるけれど、病院は症状が出てからで必要なときにしか行きたいと思えない……。定期的に行く一つのクリニックで美容医療と内面的な相談と治療が一緒にできたらラクだし、体調の変化にいち早く気付けますよね。
そんな通院の面倒くささを取り除いて、ライフパートナーのような存在になりたいと話す黒田先生。最後に、きっかけとして美容クリニックに来院してもらい、外見のことを相談しながら、内面や他の健康のことも相談できることで予防や病気の早期発見に繋がってほしいと思いを伝えました。
(取材・文:吉川夏澄)
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