縮毛矯正中でもウルフカットできる?注意点&似合うスタイル
縮毛矯正とは、くせのある髪の毛をストレートに直す技術のこと。くせ毛さんにおすすめの縮毛矯正ですが、今季流行中のウルフカットと組み合わせる場合は注意が必要です。今回は、ウルフカットと縮毛矯正を組み合わせる場合の注意点を紹介します。縮毛矯正に取り入れやすいウルフカットスタイルも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
ウルフカットとは?
ウルフカットとは、ハイレイヤーを取り入れたスタイルのこと。髪のトップを短く、襟足を長くスタイリングする点が特徴です。また襟足がオオカミのように見えるため、ウルフカットと呼ばれています。
元々は1970年代に流行したスタイルですが、進化したウルフカットは、女性らしい印象が魅力。レイヤーを活かして、どの角度から見ても綺麗なシルエットに仕上げます。メリハリのあるシルエットに仕上げたい人や、髪全体のふんわり感が欲しい人にピッタリのスタイルです。
ウルフカット×縮毛矯正の相性
ウルフカットと縮毛矯正は、相性があまりよくないといわれています。縮毛矯正をかけている場合、ウルフカットのレイヤーを活かしきれない点が原因です。しかし相性がよくない原因さえ理解できれば、縮毛矯正中でもウルフカットの魅力を引き出せます。
どのような点から、ウルフカット×縮毛矯正は相性がよくないのでしょうか。主な理由を2つ紹介します。
●ウルフのふんわり感を出しにくい
主な原因として、ウルフカットのふんわり感を出しにくい点が挙げられます。縮毛矯正はくせ毛を矯正して、ストレートの状態に直す技術が特徴です。髪全体のボリュームがなくなるため、ウルフカットのふんわりシルエットが作りにくくなります。
ウルフカットらしさを出すためには、髪のトップをふんわりさせることが大切です。ふんわり感を引き出せるよう、髪のトップは丸いシルエットに仕上げましょう。またパーマをかける際に使用する「ロッド」を使うと、トップにボリュームを出しやすくなります。
●縮毛矯正をかけた時期にもよる
ウルフカットとの相性は、縮毛矯正をかけた時期によって変わります。ウルフカットと合わせるなら、髪の毛が伸びるまで待つのがおすすめです。
縮毛矯正の特徴として、縮毛矯正をかけた部分は、ずっとストレートの状態が続きます。しかし、伸びた髪の毛に関しては、ストレートに矯正する効果はありません。縮毛矯正をかけたばかりの状態の場合、縮毛矯正の効果は強く残っているでしょう。ウルフカットの丸みを1番出しにくい時期であるため、あまりおすすめはできません。縮毛矯正をかけてから、半年以上経った状態がおすすめといえます。
これから縮毛矯正をかける予定であれば、髪の一部分だけかけるのがおすすめです。トップと襟足の縮毛矯正は避けて、前髪のみ縮毛矯正をかける方法があります。前髪のくせを抑えるだけでも、毎日のスタイリングは簡単になるでしょう。しかし、前髪なしスタイルの場合は、サイドヘアとの自然な流れに影響が出る可能性があります。縮毛矯正をかける前に、美容師に相談することをおすすめします。
ウルフカット×縮毛矯正の注意点
縮毛矯正中にウルフカットを取り入れる場合は、丸いシルエットを作りにくいと理解することが大切です。ウルフカットの魅力を最大限活かせるよう、髪のトップをふんわりさせるスタイリングを意識しましょう。
またウルフカットと縮毛矯正を組み合わせる場合、いくつか注意すべき点を紹介します。
●予約時に美容師に相談する
縮毛矯正中にウルフカットを取り入れる場合、まずは美容師に相談することが大切です。予約時に縮毛矯正中であること、ウルフカットを希望していることを伝えましょう。また縮毛矯正をかけた時期についても、あわせて伝えるのがおすすめです。
縮毛矯正中は、髪全体のシルエットを少しずつ整えながら、ウルフカットする必要があります。通常のウルフカットと異なるため、経験の多い美容師に依頼することが重要です。予約時に相談して、対応できそうな美容師を指名するようにしましょう。
●ウルフレイヤーは控えめに
縮毛矯正と組み合わせるなら、ウルフレイヤーは控えめに入れましょう。縮毛矯正をかけた髪の毛は、ボリュームが出ずにペタッとしやすい点が特徴です。ウルフレイヤーを入れ過ぎると、毛先の収まりが悪くなってしまいます。髪全体のシルエットを整えるために、トップは丸みを意識して、ナチュラルに仕上げましょう。ウルフカットの特徴である襟足レイヤーも、控えめに入れるのがおすすめです。
またウルフカットは、スタイリングなしでもおしゃれに決まります。しかし、縮毛矯正の場合、髪全体に丸みをもたせるスタイリングが必要です。ウルフレイヤーだけでは足りないため、アイロンやコテを使い、スタイリングしましょう。髪のトップを内巻きにすると、ウルフカットらしいふんわり感を演出できます。
●レングス選びも重要
ウルフカットらしい丸みを出すなら、レングス選びも重要。縮毛矯正中は、髪全体がペタッとなり、レイヤーの段差が映えにくくなります。短いレングスの場合、髪のトップと襟足の段差が分かりにくいため、ショートヘアはあまりおすすめできません。もし短いレングスを希望する場合は、丸いシルエットを作りやすいボブヘアがおすすめです。
ウルフカットを取り入れる場合は、ミディアム以上のレングスを選びましょう。ミディアム以上のレングスであれば、トップのふんわり感を出しやすくなります。またレングスが長いため、襟足レイヤーも映える点がポイントです。
縮毛矯正に似合うウルフカット
縮毛矯正中のウルフカットは、丸いシルエット作りが大切です。ウルフカットを取り入れるなら、丸みを作りやすいスタイルを選びましょう。
ここでは、縮毛矯正に似合うウルフカットスタイルを紹介します。
●ネオウルフ
ネオウルフとは、女性らしい柔らかい印象が特徴の最新ウルフスタイルです。通常のウルフカットと比較して、髪のトップをふんわり仕上げるスタイリングが特徴といえます。ネオウルフは、丸いシルエットを作りやすく、縮毛矯正にピッタリです。最新ウルフスタイルであるため、今っぽい雰囲気を演出できます。
ネオウルフを取り入れるなら、スタイリングで立体感を作るのがおすすめです。アイロンやコテを使い、髪のトップはふんわり被せるよう内巻きにします。毛先は外ハネにして、トレンド感を演出しましょう。最後にオイルやワックスのスタイリング剤を揉み込むと、髪全体のふんわり感を持続できます。
●マッシュウルフ
マッシュウルフとは、ウルフカットにマッシュヘアを合わせたスタイルのこと。マッシュヘアといえば、髪全体が丸いシルエットの可愛らしい印象が特徴です。髪全体がペタッとなりやすい縮毛矯正ですが、マッシュウルフを合わせると、髪のトップに丸みが出やすくなります。
マッシュウルフを取り入れる場合、トップにしっかりボリュームをつけて、襟足は軽く仕上げるスタイリングがおすすめです。襟足にレイヤーを軽く入れるだけでも、ウルフらしい印象を演出できます。仕上げにオイルを髪全体につけて、柔らかい質感をたっぷり出しましょう。
まとめ
今回は、ウルフカットと縮毛矯正を組み合わせる場合の注意点を紹介しました。ウルフカットを合わせるなら、丸いシルエットを作ることが大切です。髪のトップに丸みをもたせて、縮毛矯正によるペタンコ感を防ぎましょう。
ウルフカットのなかでも、ネオウルフやマッシュウルフは、丸いシルエットを作りやすいスタイルです。今回紹介した注意点を参考に、縮毛矯正中もおしゃれなスタイルを楽しみましょう。
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