

喧嘩するほど仲が良い? 一般的な夫婦喧嘩の頻度とは?
夫婦喧嘩の頻度は家庭によってさまざま。「毎日のように揉めてるけど、これって異常?」「うちは言い合いをまったくしないんだけど変なのかな?」と、疑問や不安を感じたことのある人もいるのではないでしょうか。今回は夫婦の揉める頻度はどれくらいなのか、実際にどんな内容で言い合いになってしまうのかをまとめました。「喧嘩するほど仲が良い」は本当か、確かめていきましょう。
一般的な夫婦喧嘩の頻度とは?
月に1〜2回喧嘩の頻度を聞かれた時、月1〜2回と答える夫婦は結構多いと思います。基本は仲良しだけれど、定期的に揉めてしまうようです。
具体的には、家事の負担がどちらかに偏ってしまい負担の多い方が不満に思う。普段は我慢しているけれど、気持ちに余裕がない時に爆発して言い争いをしてしまう。そんな人たちが多いです。
普段から我慢していることが多い人は、忙しかったりホルモンバランスが乱れたり、ちょっとしたことがきっかけで喧嘩に発展してしまいます。
週に1〜2回
毎週何かと言い争っている、そんな夫婦もいます。揉めごとの頻度が多い家庭は、我慢せずに伝え合っているようです。実際「ストレスを溜めないように不満は都度言っていこう」と夫婦間で約束していることも。
不満を都度伝えるのはいいことですが、話し合うためには「冷静さ」が大切です。「私はここが不満だけど、あなたはどう?」と、相手の意見に耳を傾ける余裕が必要になります。
逆に「こういうところがムカツク!」「なんで何回言ってもやってくれないの!」と、自分の気持ちだけを一方的に伝えてしまうのはNG。喧嘩に繋がってしまいます。
どちらかが感情的だと、話し合いの場も逆効果になってしまうので、伝え方には注意しましょう。
ほぼ毎日

喧嘩の頻度でほぼ毎日と答える人たちもいます。
よく聞くのが子どもの進路を考える時期など、話し合わなければいけない時は毎日のようにトラブルになるという話。
他にもどちらかが仕事で異動が決まったタイミングや、結婚式や出産などの一大イベントの直前なども揉めることが増えるようです。
大切な話し合いの時にいつも言い争いになってしまう、そんな人たちは何を話し合うのかを事前に紙にまとめたり、Excelなどで管理表を作ったりしてみてください。
感情的にならず、思っている以上に集中して話し合いができますよ。
年に数回
我慢強い夫婦や、人に対して関心が薄い2人だと、喧嘩の頻度はグッと減ります。年に2〜3回言い合いをするかな? くらいの回数です。
滅多に喧嘩をしない2人が言い争う時は、かなり不満が溜まっていて大爆発になることも。
この時、言い合った原因をしっかり解決しないと後々トラブルになったり、最悪離婚のきっかけになったりする可能性が高いので要注意です。
何に不満が溜まっているのか、いつからなのか、どうすれば不満が軽減されるのか、などの解決策をしっかり話し合っていきましょう。
トラブルの頻度が低い夫婦は、揉めた時は絶対に解決することを心がけてくださいね。
まったく喧嘩をしない

稀ですがまったく喧嘩をしないという夫婦もいます。
この場合考えられるパターンは2つ。1つは本当に不満がなく相性抜群な2人であること。そしてもう1つは、今まで数々の言い争いや我慢をしてきた結果、諦めの境地になってしまい何も言わなくなってしまったこと。
前者であればラブラブで仲良しであること間違いなしですが、後者の場合は要注意。このまま放っておくと離婚まっしぐらです。
前は揉めることが多かったのに、最近トラブルがなくなったなと思う人は気をつけてくださいね。「言い合いが少なくなってラッキー」ではありませんよ。
夫婦喧嘩の頻度と仲良し度合いは比例する⁉︎
喧嘩するほど仲が良いという言葉がありますが、それは本当でしょうか。
個人的には時と場合によると思います。
揉めごとが多い夫婦はそれだけコミュニケーションが取れていたり、顔を合わせる機会が多かったりします。「2人の関係を良くしよう」という気持ちがあるからこそ、言い合いになるのです。
しかし、口調があまりに激しく、暴力や暴言が頻繁にある場合は別問題。喧嘩するほど仲が良いとは言い難いでしょう。
一方、言い合いをしない夫婦には関係が冷え切っている場合もあれば、本当に相性が良く不満がなかったり、お互い嫌なことを伝え合うのが上手だったりする場合もあります。
一概に喧嘩するほど仲が良いとは言い切れません。
仲良し夫婦でいたいならお互いを思いやることが大切
みなさんはどのくらいの頻度で喧嘩をしていますか? 揉めごとと聞くといいイメージがないかもしれませんが、絶対にダメなものでもありません。言い合いをすることでお互いの気持ちを再確認できるいい機会になることもあるのです。
ただし、お互いを傷つけ合うような激しい言い争いはNG。仲良し夫婦でいたいのなら思いやる気持ちは絶対に忘れずに話し合うようにしましょう。
「揉めることが多くて不安」という人も、逆に「言い合うことがまったくないんだけれど大丈夫?」と思っている人も、今回の内容を参考にしてみてくださいね。