『ばけばけ』目玉焼きの「色」は暗示だった? 「片方だけちょっと歪」「目の秘密へとつながって…」
30日放送の朝ドラ『ばけばけ』で、ヘブン(トミー・バストウ)が披露した目玉焼きとヘブンの目との関係を視聴者が考察している。

30日放送のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』で、ヘブン(トミー・バストウ)が、宿で目玉焼きを披露する場面が。
その目玉焼きの“色”が、視聴者の反響を呼んでいる。
【今回の画像】ヘブンは目玉焼きを披露するが...
ウメの目の異変に気づく
花田旅館に宿泊しているヘブンは、かまどを使って作り方を説明しながら、目玉焼きを調理するところを披露。その途中、ヘブンは宿で働く女中のウメ(野内まる)の目が腫れていることに気づく。
ヘブンは宿の主人の平太(生瀬勝久)に、ウメに医師の診察を受けさせるよう勧めるが、平太は「このぐらい平気」と意に介さず。ウメ本人もあまり気にしてはいなかったが、ヘブンは日本語で懸命に「医者、医者」と訴える。
平太は「すぐには無理だが必ず連れて行く」となだめるも、「うるさいのう、こんぐらいでガタガタ」と悪態をつく。これに、ヘブンは激怒して宿を出て行くと言い出す。台所に残された目玉焼きは、片方の黄身だけに白い膜が張っていた。
子供時代に負傷して失明
その後、食事を届けに来たウメに、ヘブンは英和辞書を手に「目、大事。私、見えない」と左目を失明していることを打ち明ける。
ヘブンは子供時代、ほかの子供たちのイタズラから目を負傷したことが原因で、左目が見えなくなっていた。
心配して医者に行くよう何度も訴えるヘブンに、ウメも微笑みを浮かべる。
目玉焼きに「暗示」
視聴者は「ヘブン先生が作った目玉焼き、片方に白い膜がかかっていたのはヘブン先生の目を暗示していたのですね」「片方だけちょっと歪だったのはヘブン先生の片目が見えないこと表してる...?」「2つのあの焼き加減の差は、人の片目の異変とリンクさせる意図か?」「片方だけ火が通り過ぎてたのが、ヘブン先生の目のようで」「今朝は目玉焼きからはじまって、ヘブンさんの目の秘密へとつながって行きましたね。演出が本当にすばらしい。ウメさんの目、大丈夫かな」と反応。
過去の目のケガが明かされたことに、「ヘブン先生の目やっぱ悪かったんだ」「ヘブン先生の目そんな理由が...」「ヘブン先生、怪我が原因だったのね、目」との声も。
「優しい人なんだな」の声
また、自分のことのようにウメを心配する様子に、「ヘブン先生自分が失明してしまったから心配しているんだよね」「それであんなにウメさんの目を気にかけて。優しい人なんだな」「目のことで大袈裟なんて言われたら腹が立つよね」「その優しさが早く周囲に伝わるといいな」といったコメントもみられた。
ヘブンが「神々の国の首都」と感動した松江の光景だが、見方を変えれば、貧富の差や差別、従業員の軽視など、“影”の部分も感じられた。物事は1つの面からではとらえられないということに気づかされるドラマだと感じた。
執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
【今回の画像】ヘブンは目玉焼きを披露するが...
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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