

クマ被害ゼロの軽井沢が行う“共生対策” 山里亮太も感嘆「素晴らしい活動」
軽井沢では、一時期およそ130件にも上ったクマの被害が、独自の取り組みによって0になったそう。その対策とは…。

9日放送の『DayDay.』(日本テレビ)では、史上最悪の頻度でクマによる人身被害が起こっている現状を報道。
司会の武田真一アナウンサーが「ある対策」を導入したことで住宅地へのクマ被害がゼロになった軽井沢町を取材しました。
カレリア犬がクマを追い払う
軽井沢では、1990年代後半にクマによるゴミ被害が約130件報告されていました。しかし、2009年にはなんと0件に。
そんな軽井沢を訪れた武田アナは、NPO法人ピッキオが育てたベアドッグ・カレリア犬に接触しました。
一見かわいいカレリア犬ですが、ロシアとフィンランドの国境地域ではヒグマ猟を行う犬種。軽井沢では地域を、クマのいるべき森林エリア・別荘地エリア・市街地エリアに区分し、クマが別荘地や市街地に出た場合は、犬が出動して森林エリアへ追い払います。
捕獲したクマを森へリリース
さらにピッキオでは、街に罠を仕掛けてクマを捕獲。個体情報を登録し、首に発信器を装着して森へリリースしています。その行動を記録することで、人とクマが距離を保ちながら暮らす取り組みに活かしています。
司会の山里亮太さんは、「こういう活動があるのも初めて知りましたし、今クマが出てきている北海道のところとか、そういうところまで行き渡らせようと思うと、いろいろ課題が出てくるのかなと...でも、素晴らしい活動だと思います」と称賛していました。
身近に迫るクマの影
サバンナの高橋茂雄さんは、今回の取材を受けて「クマのニュースを頻繁に目にするので、実際に出る場所の人は早急に対策してほしいと思いますが、やはり時間をかけて丁寧にやらないといけないこともたくさんあるんだなと思いました」とコメント。
筆者の友人は宮城県で農業に携わっていますが、自宅の庭で早朝にクマと遭遇し、お互い驚いて逃げ出したとSNSに投稿していました。
幸いケガなどはなかったようですが、思いのほか身近なところまでクマが迫っていることを実感しました。
(文/Sirabee 編集部・ほっしー)
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