

『DayDay』「地球上最悪」といわれる“身近な生物”が米を襲撃 農家から悲鳴も…
爆発的な繁殖力で広がっている特定外来生物のナガエツルノゲイトウが米農家を悩ませているそうです。

米不足により日本中に混乱が広がったことも記憶に新しい昨今。13日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)では、米農家も頭を悩ませる“地球上最悪”とも呼ばれる植物について報道。
田んぼを取り囲むように繁殖した植物は、放置すると生態系だけでなく米の収穫にも影響があるもようで、司会の山里亮太さんも困惑の表情を浮かべていました。
米を育てることに悪影響が
今回同番組が取り上げたのは、ナガエツルノゲイトウと呼ばれる白い花を咲かせる特定外来生物。
同番組の取材映像では、田んぼの外周をぐるりと囲むように生い茂る姿も確認できるなど、案外身近に生えていることが分かります。繁殖力が高いナガエツルノゲイトウは、米を育てることにも悪影響があるとのこと。
米農家の男性は「稲の周りに生えちゃうので、稲が茎の数を増やそうとするのを妨げたりとか、土の栄養をとられたりとか」と悲鳴をあげている状況でした。
手で刈り取るしかない理由
さらに、田んぼに水を供給するパイプを塞いでしまうことも度々あるよう。また、ナガエツルノゲイトウの影響を受けないように、田んぼの幅から1mほど内側に苗を植えるため、その分だけ収穫量も少なくなります。
被害を防ぐためには定期的に取り除くことが必要ですが、「節のひとつひとつに根っこが張っている」という生態のため、ちぎれたところから根を張ることも。
爆発的な繁殖力で、機械で刈り取ろうとするとかえって飛び散って広がる恐れがあり、小まめに手で取り去り、燃やしているそうです。
山里亮太も駆除に言及
今月8日、兵庫県ではナガエツルノゲイトウなどの特定外来生物への初の対策会議が行われ、通報体制などの強化が進められました。
そんな状況を受けて、山里さんも「対策が、『ただただ自分で抜いていくしかない』っていう、これは大変ですよね」と懸念。
自治体でも対策は行っており、兵庫県ではナガエツルノゲイトウをフォームから通報すると、デジタル商品券をプレゼントするなどの施策を検討中だそうです。
(文/Sirabee 編集部・星子)
関連記事
「テレビ」カテゴリーの最新記事
-
帰宅後、暑すぎる部屋にイラッ… 佐久間氏は“あるもの”で解決「これより素晴らしいことはない」Sirabee
-
月イチで海外旅行を楽しむ元アイドル “同行者”にヒコロヒーは疑問「ホンマに…」Sirabee
-
ザ・たっちを同一人物だと思ってた愛犬、双子と知り“驚きの行動” 明石家さんまも「ウソ!」Sirabee
-
デリバリーを卒業した齊藤京子 たどり着いたのは…自炊ではなく“コレ”「全部を兼ね備えている」Sirabee
-
45歳差婚で「財産目当て」と批判された加藤綾菜 風向きが変わった“ある出来事”Sirabee
-
平野レミ、料理愛好家になる前は… “経歴”に驚く声も「知りませんでした」Sirabee
-
『ジョブチューン』不合格商品の担当者へ 鎧塚俊彦氏が「かけた言葉」に反響Sirabee
-
MEGUMI、美容に対する固定概念を一蹴 女性タレントが「怖い」と怯えた美容法とは…Sirabee
-
あの、過剰な“お見送り文化”に辛辣な本音 「それが普通だと思っていました」と明かしたのは…Sirabee