『あんぱん』ミセス大森元貴がみせた“意外な才能” 43秒しゃべり倒すも…ファン「違和感なかった」

2025.08.04 14:30

提供：Sirabee

朝ドラ『あんぱん』に、Mrs.GREEN APPLEの大森元貴が登場。ファンから「いつもとまったく雰囲気が…」「相当なインパクト」と驚く声も。

人気ロックバンド「Mrs.GREEN APPLE」の大森元貴が、4日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』に登場。その演技がXでもファンの話題を呼んでいる。

【画像】大森が演じるいせたくや

学生が突然話しかけ...

三星劇場で上演される芝居のポスターを依頼された嵩（北村匠海）は、喫茶店で座長の大根（青柳翔）の話を聞き、芝居のイメージを膨らませる。

大根が芝居や観客に対する思いを熱く語った大根の、「せっかく生きてるんだ。心から楽しいと思える時間を多くのお客さんに届けたい」との言葉に、嵩は「素晴らしい考えだと思います」とうなずく。

すると、カウンターで2人の話を聞いていた学ラン姿の学生（大森）が突然振り向き、「僕もそう思います！」と話しかけてくる。

嵩と3時間会話

学生は「僕は何者なんでしょう...。芝居が大好きで、演劇学校に行って自分で劇団も作りました。まあそこまでは良かったんですけど、現実の壁にぶち当たってしまって...。お客さんも入らないし。お金は、もうブワーッと湯水のように出て行くし、もうそれでどうしようかと途方に暮れていたところ、お二人の話が聞こえてきまして...」と一気にまくしたてたところで、ぽかんとする2人の様子に気付いて「僕、しゃべりすぎ...」と我に返る。

嵩が困惑しながら「君の話はあとでゆっくり聞くから...」となだめると、学生は「ありがとうございます。僕、いせたくやです。芝居と音楽が大好きです。芝居が好きになったのは父のせいで...」と自己紹介。結局、嵩はいせの話を3時間聞くことになる。

「ミセスの人なの？」「違和感なかった」

初登場で長ゼリフをまくし立てた大森に、Xでは「え、この人ミセスの人なの？　あんぱんの、いせたくや役の人ってあのMrs.GREENAPPLEボーカルの大森元貴なの？　めちゃくちゃお芝居上手くない？」「楽しそうにおしゃべりしてて見ててこっちも元気もらえた。自己紹介で43秒もお話するのたくやさんだけです」「マジで演技違和感なかったなーって初っ端から長々と話してたけどミセスの人と全然違うなーと思った感じ」との声が。

さらに「演技上手だね、劇団とかに入ってたのかな？　あの流れにすーと自然に違和感なく台詞や表情動きを表現、凄い人ですね。あと、もちろん声や滑舌も良い。才能って凄い」「可愛かった！　演技上手すぎ！」「いつもとまったく雰囲気が（そして声も）違うのでひと目ではわからなかった大森元貴！」「あのワンシーンだけでお茶の間に相当なインパクト与えてるよほんとすごいな大森元貴って」といったコメントもみられた。

体重を増やして役作り

大森が演じる「いせたくや」のモデルは、作曲家のいずみたくさん。いずみさんは歌謡曲、フォークソング、アニメソング、CMソング、ミュージカル、童謡などさまざまなジャンルで1万5,000曲ほどを作曲。嵩のモデルであるやなせたかしさんが作詞した「手のひらを太陽に」の作曲や、テレビアニメ『それいけ！アンパンマン』の音楽も担当するなど、やなせさんと縁が深い人物だ。

大森は特撮ドラマへのゲスト出演や、今年4月公開の映画『#真相をお話しします』で映画初出演で初主演を務めたが、朝ドラへの出演は今回が初めて。今回のいせ役を演じるにあたり、3～5キロほど体重を増やすなど役作りにも取り組んだようだ。