

榊原郁恵、夫・渡辺徹さんと死別して2年半 「ふとしたときに寂しさがグッときて…」心境を告白
25日放送の『あさイチ』に榊原郁恵が出演。渡辺徹さんと死別した後の現在の心境や、自身の生活ペースを取り戻すきっかけについて語った。

タレント・榊原郁恵が25日放送の『あさイチ』(NHK)に出演。夫の俳優・渡辺徹さんと死別した後の心境について語った。
2022年11月に死別
この日の番組では、配偶者と死別した後の人生について、寂しさや悲しみとの向き合い方、1人での人生を生きるためのヒントについて特集した。
榊原は、1987年に渡辺さんと結婚。2人の子供たちにも恵まれ、おしどり夫婦として知られたが、渡辺さんは2022年11月に61歳の若さで死去した。
「ポカンとした時間も」
2年半を経た現在の心境について、榊原は「自分の時間もちゃんと落ち着いて持てる感じだけど、ふとしたときに寂しさがグッときて。だからといって、それを子供たちに言えるかっていうと、子供は子供の人生もありますし。受け止められないぐらいのポカンとした時間というのもありますけど...」と話す。
さらに、「うちもおしどり夫婦って言われているけど、やっぱり向き合えばケンカもしたりとか、そういう感じだったのでね。離れてから、ありがたみとか...こういうときにもっと話をしたかったなとか。どこか行きたいなっていうときに、一緒に行く人がいないとつまんないな、って。散歩も行きたいなと思うけど、1人じゃな...って。ケンカしてでも、2人で歩いたほうが楽しかったなっていうことは思い出して...」とも述べる。
「でも寂しさをちゃんと受け止められるとね。それはそれで、次にまた進めるんですよね」と語った。
「自分がストップしちゃったような感じ」
番組では、夫と死別した女性が、外食をやめて料理に積極的に取り組むようになり、健康管理アプリや、対話型AIのサービスを駆使して日々を充実させている様子を紹介。
榊原は、「すごい。励まされる感じもありましたね」と驚き、「なんてことないような話をする相手がいないっていうことに、めちゃくちゃ寂しさを感じたりするんですよね」と共感。
「私も一時、ずっと遅くまで起きてても、『何起きてんだよ、早く寝ろよ』って言う相手がいなくなったことによって、いつまでたっても起きてたりして。『1日のけじめがなくなっちゃったな、私どうしちゃうんだろう』みたいな。自分自身の考えも、話をすると『違うんじゃないの、こうなんじゃないの』って言われたことによって、少しアップデートされるっていうか。それもなくなって、自分がストップしちゃったようなときがあったんですよね」と振り返った。
周囲との会話で前向きに
また、自身の生活ペースを取り戻すきっかけについて問われると、「私の場合は、ありがたいことに舞台をやったりとかしていたので。家に帰るとポカンとしちゃうんですけど、でも行く現場があって、そこに行くとみんなの活気で自分自身が奮い立たせてもらえる」と明かす。
続けて「同じような境遇の人たちと、ちょっとずつお話をすることによって、『遺品の整理、まだできていないんです』って言うと、『私もよ』って言われると、じゃあまだこんな状態でいいんだ、って。『いつしたらいいんですかね?』って言ったら『まあ、あってもいいんじゃない?』って言ってくれる人がいると『そうですよね』って。そういうふうな話もできるだけで、気持ちがそこで...」と、同様の境遇の人や、若い世代の人と話をすることで癒されたり、前向きな気持ちになれることを強調していた。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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