

『あさイチ』地下アイドルの高額特典で「一番悪質なのは…」 右下の“注釈”に視聴者絶句
推しからの手紙で30万、プリクラ同行で50万…さらに100万以上する高額特典もあり、「震えてる」「おかしすぎて別世界…」とショックを受ける声が。

4日放送の『あさイチ』(NHK)にて、「地下アイドル」の光と闇について特集。男性の地下アイドル「メンズ地下アイドル(メン地下)」をめぐる実態に、スタジオでも驚きの声が上がった。
メン地下に潜入取材
番組では、メン地下のライブに潜入取材。10代の若い女性ファンが、数万から数十万円をつぎ込んでいることや、恋愛感情をあおるような、いわゆる“色恋営業”の実態について伝えた。
ライブ後の「特典会」では、女性ファンがアイドルと密着し、膝の上に座ったり、キスをしたりするような様子もみられた。
ポイント制の特典
とくに驚きをもって伝えられたのが、ポイントカード制になっている、メン地下の「特典」。
1枚1,000円のチェキを購入すると1ポイントとなり、300ポイント(30万円分)で“推し”からの手紙、500ポイント(50万円分)でプリクラ同行(1時間)、1,000ポイント(100万円分)でリムジンやプラネタリウムデート、1,500ポイント(150万円分)でテーマパークデート、3,000ポイント(300万円分)で日帰り大阪旅行(現地集合・現地解散)...となっている。
狙われるのは...
また、高校生ら10代若い女性がこのような高額な“推し活”のために、路上売春などを行っているという実態も紹介。
女性たちの支援活動を行うNPOによると、メン地下にはまる女性について、家や学校、職場に「居場所がない寂しさ」を抱え、推しから毎日連絡が来ることで「必要とされている」と感じて満たされるため、売春をしてでもお金を稼いで応援したいと思うようになるというケースも。
「寂しい」「弱っている」女性が狙われ、はまると抜け出せないように管理されているとのことだ。
警察の取り締まりは「難しい」
司会の博多大吉は「何とか取り締まったりできないのかな? 警察とか...」と話す。
地下アイドルに関する事件などを多く担当している弁護士の深井剛志氏は「高額な集金システム」と、特典会での「わいせつ的な行為」の2つの問題点を指摘。
しかし、集金システムについては、公序良俗に反しているという議論はあるものの、「犯罪というわけではない」として、詐欺などの刑事上の罪にはならず、警察が取り締まるのは「難しい」との見解を示す。
また、「わいせつ的な行為」についても、密室で行われており、「取り締まるのは難しいかなと思います」と語った。
「震えてる」「別世界...」驚愕
地下アイドルの知られざる壮絶な内容に、Xでは「強制的にローン組まされるとかじゃない限り、好きでやってるなら自己責任だよなあ」といった声もあったが、「メン地下は地下アイドルですらなく、あれはホストの未成年版」「もう推し活の範囲じゃないなあれ...」「ホストよりタチが悪いって思ったね。怖い世の中になったもんだ」「エグい...って言葉しか出てこない」と驚きやショックを受ける視聴者が。
またスタジオで紹介された高額特典の一覧の右下には、「※すべて有効期限は1ヶ月」との注釈があり、それに反応する人も多数みられた。
「朝から震えてる...何がすごいってポイントの有効期限が1ヶ月ってこと...」「ポイント有効期限が1ヶ月ってなんかもうおかしすぎて別世界...」「ポイントカード有効期限1ヶ月で50万とか100万必要って普通におかしい」「一番悪質なのはポイントの有効期限が1ヶ月ということだと思う。それを達成するために狂う」との指摘が上がっている。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
関連記事
「テレビ」カテゴリーの最新記事
-
“岩ちゃん”こと岩田剛典がダークヒーローに! 医療業界に潜む悪を成敗する痛快ドラマがスタートanna
-
サンド伊達、スケジュールNGで“神対応” 粋な行動に「プロだね」と称賛Sirabee
-
『DayDay』熱中症は1度かかると「繰り返す」リスクが… ある言葉に「はじめて聞きました」Sirabee
-
永野、復帰後の“髙比良くるまの態度”にブチギレ その後の行動に視聴者「熱い」「永遠に続いて」Sirabee
-
メイコ役・原菜乃華の朝ドラ受けの“一言”にファン反応 「期待して良いのかな?」Sirabee
-
中村仁美、母から譲り受けるも“捨てたもの”にスタジオ驚き 上田晋也は「遺骨を捨てるのと同じ」Sirabee
-
ウイカ、人生初の“推し活”での悩みを告白 芸能人ならではの事情があって…Sirabee
-
元SKE48・須田亜香里、アイドル界に“略奪愛”ある? 生々しい裏事情に悲鳴「怖ー!」Sirabee
-
『あんぱん』嵩の母・登美子と対面した座間の反応にツッコミ続々 「まさかの」「どこまでも自由」Sirabee