手探りで開催した日本酒フェスの成否は!? 吟の成長ぶりも見どころ【あらばしり】

RAMPAGEの藤原樹さんが主役を務める『あらばしり』の第6話が、2025年2月13日（木）に放送されました。

• 【大阪】実は名店がたくさん！“堺東”の 知る人ぞ知るお店”ではしご酒
• 藤原樹、大倉空人らイケメン俳優達が、日本酒フェスでDJに合わせてネオ盆踊り!? ドラマ「あらばしり」の撮影現場を取材！
• 消えてしまった村祐は!? そして吟は新たな目標を見つける【あらばしり】

“必要としている人にしか見つけられない店”を亡き祖父・金蔵（渡辺哲）から託された吟（藤原樹）。不思議なチカラで人間へ姿を変えた6人の日本酒たちとともに、店を訪れる人たちの心を日本酒で癒やし、自身も成長していく、というストーリーです。

第5話では「日本酒は全然好きじゃない」と言い放つ社長・白滝如水（青山めぐ）に、日本酒と料理のマリアージュでその魅力を伝えようとする吟。思ってもいなかった注文を受け、くじけそうになりながらも、しっかりとその心を癒やすことができた。さらに前に進もうとする吟に新しいきっかけが……というお話。SNSでは、白滝社長との吟のやりとりに「言葉一つ一つが自分にも突き刺さりました」という書き込みや「白木社長とじいちゃんのエピソード、そして加茂錦との再会にはウルッと来ちゃったよ」、「周りの人の憂いを消して幸せにしつつ自分も成長していく物語。吟の未来が楽しみだなぁ」など、ストーリーのおもしろさにハマっている人が続々と増えているようです。第6話では、店を続けていく決意を固めた吟が、弁護士の宝田（大山真絵子）のアイデアで始めた一気にお客さんを集められる方法とは……？ これまでと違った日本酒たちの姿も楽しめる第6話のあらすじはこちら！

( Index )

日本酒フェスの成功に向け、全力！ もうひとつの気がかり、母親・澄子へ 街の人の笑顔があふれたフェスに吟は……。 第7話の見どころは？ 新しく現れる7人目の日本酒が女性の心を癒やす……。

日本酒フェスの成功に向け、全力！

宝田の「一気にお客さんを集められる方法」とは、日本酒フェスだった。お店の庭を見ながら、日本酒たちとフェスへの意欲を燃やす吟。とはいえ、どんなことをすればいいんだろう、とつぶやく吟に、この街に足りないのはエンタメだと屋守（後藤拓磨）。ほかの日本酒たちからも励まされた吟は、改めてやる気を出す。

そこにやってきたのは、町内会長（肥後克広）。フェスの開催を宝田から聞きつけたようで、「アレを復活させられるんじゃないか」と話すと、日本酒たちも全員「アレ」に同意するが、吟だけはなんのことだかわからない。日本酒たちから以前はここで小さなお祭りをやっていたこと、街の人たちが楽しみにしていたことを聞かされる。そして盛り上がる「アレ」が盆踊りだと知った吟は、復活させることを約束した。

引き受けたものの、どうしたものか……と考える吟だが、街の人たちが楽しみしていたことを思い返し「なんとかしたい！」と気持ちを新たにする。その横で屋守はDJのスタイルで盆踊りの曲作りに没頭。吟に「自分がいるからどんと構えておけ、日本酒はエンタメ、みんなに楽しんでもらおう」とアドバイスする。そこからフェスの準備と並行して、閉めていた店の開店準備もスタート。「村祐」などの日本酒を仕入れ、店の棚に並べる。

陣中見舞いに来た町内会長のほか、町内の人も提灯や電飾を提供してくれるなど、楽しみにしている姿を目の当たりにする吟。そんななか、町内に金蔵と幼馴染の洋子という酒豪の女性がいて、金蔵亡き後、塞ぎ込んでいることをその娘から聞く。洋子の好きな銘柄が「屋守」だったことを知った吟は「屋守」と日本酒フェスのチラシを、その娘に託し、改めてフェスの成功を誓う。

もうひとつの気がかり、母親・澄子へ

フェスの準備に追われる吟だが、もうひとつ、母親の澄子（横山めぐみ）と金蔵の確執についても、思いを巡らせ、母親へ日本酒フェスに来てほしい、と手紙を書く。そしてフェス当日。揃いの法被に身を包んだ吟と日本酒たち。そのころ澄子は吟からの手紙を手に思い詰めた表情を浮かべていた。

街の人の笑顔があふれたフェスに吟は……。

フェスは予想を超える盛況ぶり。町内会長からも礼を伝えられる。そんななか、来場者の空いたグラスに酒を注いで回る加茂錦（大倉空人）を見て、赤武（市川知宏）は俺たちの姿が見えてない人もいるから気をつけろと忠告するが、僕の計算に狂いはない、と加茂錦はどこ吹く風。

車椅子に乗って洋子がやってくる。「屋守」を飲んでフェスに行くと言い出したと教えてもらう。子どもから若者、年配の人までが楽しそうに過ごしている姿に、吟をほめる日本酒たち。吟は来場者の前で挨拶。感謝を伝えると、いよいよ盆踊りへ。

吟、来場者、日本酒たちがひとつになり踊っていると、日本酒たちのことが見えている人、見えていない人がいる様子……。何年も車椅子に座ったままだった洋子は、DJを務める屋守の姿に目を細め、立ち上がって声援を送るのだった。

――フェスも終わり、充実した気持ちの吟。そこに若い女性たちがモメている声が。「こんなとこ、来なきゃよかった！」の言葉に吟は……。

＼from Writer／
初めてとなる日本酒フェスの開催に、最初こそ気後れしていた吟でしたが、見事に大成功！ たくさんの笑顔を見ることができた吟の成長ぶりが頼もしく思える回でもありました。が、フェスの終わりに新たなトラブルの予感が。そして結局フェスにやってこなかった母親・澄子は何を思っているのか？ 第7話も見逃せません！

写真／ⓒytv　文／國友 敬