

北海道・東北で人気の「紅葉スポット」ランキング! 2位は「大雪山」、1位は?【専門家の解説も】
All About編集部は「紅葉名所」に関するアンケート調査を実施。「好き&行ってみたい北海道・東北地方の紅葉名所」ランキングの結果とともに、「All About」名所・旧跡ガイド、村田博之さんに聞いたおすすめポイントを紹介します。
雄大な山々や湖畔、歴史ある名所が錦秋に染まる北海道・東北。心奪われる絶景の数々から、「一度は行ってみたい!」と思う紅葉スポットを探してみませんか。
All About編集部は2025年8月26日、全国10~70代の男女200人を対象に、「紅葉名所」に関するアンケート調査を実施。今回は「好き&行ってみたい北海道・東北地方の紅葉名所」ランキングの結果とともに、「All About」名所・旧跡ガイド、村田博之さんに聞いたおすすめポイントを紹介します。
2位:大雪山(北海道)/29票
2位「大雪山」は、日本国内で一番早く紅葉が色づくスポットの1つとして知られています。
標高2000メートル級の山々が連なる雄大な風景が楽しめますが、例年9月中旬から下旬にかけて山肌をナナカマドやチングルマなどの木々が赤や黄色に染め上げる絶景が現れます。また層雲峡では険しい渓谷や滝を彩る紅葉・黄葉を見ることができます。
登山を楽しむ人が集まるエリアですが、層雲峡から大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイを利用することで、観光客も気軽に大自然の真っただ中に身をゆだねる形で紅葉が楽しめます。自然の恵みである良質な温泉も多く、体も心も癒されます。
回答者からは、「名前が気になる」(30代男性/埼玉県)、「雄大な山々と赤や黄色のコントラストが美しそうだから」(40代女性/神奈川県)、「日本一早く紅葉を楽しめるから」(30代男性/大阪府)、「北海道の雄大な自然に触れたい」(50代男性/神奈川県)などの声が寄せられました。
1位:奥入瀬渓流(青森県)/31票
1位「奥入瀬渓流」は、十和田湖から流れる奥入瀬川が造り出した渓流で、穏やかな川の流れを見ながらハイキングが楽しめる観光スポット。ミシュラン・グリーンガイドで二つ星にも選ばれました。秋が深まる例年10月中旬から11月上旬にかけて渓流のまわりの木々が色づき、美しい風景が現れます。
奥入瀬渓流は傾斜がゆるやかなので、のんびりと紅葉・黄葉を見ながら遊歩道を散策するのがおすすめ。渓流の途中にある銚子大滝や雲井の滝などの見どころと一緒に紅葉・黄葉を楽しみましょう。
奥入瀬渓流の全長は14kmほどありますが、渓流と並行する国道に走る路線バスを活用しながら一部だけ歩くことも可能です。レンタサイクルも活用でき、車の場合は奥入瀬渓流の両端(子ノ口/ねのくち、焼山)と途中(石ヶ戸、銚子大滝)に車を止めて散策を楽しむこともできます。
回答者からは、「何度か行ったが滝もあっていい」(50代女性/青森県)、「清流沿いの遊歩道で紅葉と水の景観が同時に楽しめるから」(20代女性/東京都)、「渓流沿いに赤や黄に染まる木々が連なり、水面に映る景色が幻想です」(50代男性/東京都)などの声が寄せられました。
北海道と青森県の紅葉スポットが上位を占める
北海道と東北という広いエリアから、北海道と青森県の紅葉スポットが上位の多くを占めました。大雪山が2位となりましたが、同じエリアにある旭岳が同率10位に入っていますので合算するとランキングが変わりますね。
世界遺産では白神山地(3位)と中尊寺(5位)がランクイン。白神山地は森の中に入って紅葉を楽しむことができますし、中尊寺では境内の紅葉を楽しむことができます。
東北地方では真ん中を貫く奥羽山地の周辺に紅葉スポットが集まります。
美しい紅葉が沼の周囲をとりまく五色沼湖沼群(同率10位)や峡谷全体がカラフルな紅葉・黄葉で彩られる鳴子峡(同率12位)、ゆるやかな山全体がカラフルな色に包まれる栗駒山(同率12位)、流れ落ちる滝とのコラボレーションが美しい秋保大滝(同率15位)など記憶に残る風景が楽しめる名所が並びます。
選択肢には含められませんでしたが、宮城県と山形県にまたがる蔵王連峰の周囲にも蔵王温泉や蔵王エコーラインなど紅葉の名所が点在しています。紅葉の色づき情報をチェックして行先を決めるとよいでしょう。
【村田博之 プロフィール】
各地に点在する名所・旧跡と絵になる風景を求めて日本国内を隅々まで訪ね歩く。この経験を元に身近なところから遠く離れたところまで、さまざまな観光スポットを写真と文章を添えて旅行者の視点でトラベル・キュレーターとして紹介。
<調査概要>
調査期間:2025年8月26日
調査方法:インターネット調査
回答者属性:全国10~70代の男女200人(10代:2人、20代:46人、30代:65人、40代:42人、50代:38人、60代:6人、70代:1人)
※回答者のコメントは原文ママ
執筆者:村田 博之(名所・旧跡ガイド)
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