オープンハウスグループとSHEの住環境意識調査 「戦略的夫婦別空間」を求める声が約8割

不動産事業のオープンハウスグループと女性向けキャリアスクールを運営するSHE(シー)は共同して住環境に関するアンケート調査を実施し、夫婦が個別の空間を重視する「戦略的夫婦別空間」を支持する声が多いことが明らかになったと発表した。
LDK主義から脱却を
アンケート調査はSHEが運営するキャリアスクール「シーライクス」の女性会員など20、30代を中心とする男性100人、女性106人を対象に5月18~24日にインターネットで行った。共働きが一般化し、リモートワークも広がる中で、キャリアと住空間に対しての意識変化を探った。
全体の51.0%が現在の住環境においてメンタルパフォーマンス(心のストレスを最小化し満足感の最大化を重視する価値観、以下メンパ)が下がると回答、要因として家事のノイズや通勤時間の負担感、自分だけの空間がないことなどが多く挙げられた。

個別空間で良好関係へ
家の中に自分仕様の自由設計空間や別フロアを持つことは78.6%が良好な夫婦関係につながると回答した。従来のLDK中心のモデルから脱却し、夫婦別空間が求められると分析した。「自宅の中に自分専用のラボを持ちたい、または持っていますか」の質問には75.7%(男性58.0%、女性92.5%)が「100%自分好みの空間を強く持ちたい、または持っている」と「スペースがあれば持ちたい、または簡易的なものを持っている」と回答し、多くが自分専用の空間を希望していることがわかった。両社では「メンパ空間」と名付け、戦略的夫婦別空間を志向しているとした。
一方、通勤や移動時間が削減されることが自身のメンパやキャリア形成にどの程度プラスになるかという問いには「絶大にプラスになる」と回答した人が男性で15.0%だったのに対して女性は64.2%に上った。
調査結果から住宅のあり方として職住近接がポイントで、視覚的、聴覚的ノイズから完全に隔離された「完全独立型パーソナルスペースの確保」、時間軸やニーズで空間の用途を変えてメンパ空間をつくる「パーソナルスペースのカメレオン化」の二つをポイントとして提案した。
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