マークイズ葛飾かなまち、順調な立ち上がり 地域から幅広く集客

三菱地所が9月3日に、JR常磐線・金町駅近くの再開発エリアに開設したSC、マークイズ葛飾かなまち(東京都葛飾区)が順調に立ち上がった。日常使いの館として地域から集客しているもので、狙い通りの動向。さらに30年冬の2期開業をにらんでいる。
1~3階の賃貸面積1万4500平方メートルに50店が入る。大型とは言えない規模だが、食品スーパー「ヨークフーズ」、家電「ジョーシン」、ドラッグストア「マツモトキヨシ」を揃え、フードコートを含めて食関連を充実している。ファッション関連では「グローブ」「ハニーズ」「オリヒカ」「コカ」「グンゼ」「ゾフ」「ABCマート/ABCマートスポーツ」などが入り、3階は体験型の「すみっコぐらしあそびスタジオ」やアミューズメント施設「ナムコ」のほか、「アンドディー・プティマイン」「LSPバイマーキーズ」などキッズ向けを集積したゾーンとした。再開発に伴うものであることから、ヨークフーズは運営するイトーヨーカ堂が旧店のGMS(総合小売業)に代わり出店した。上層には自動車教習所を再度設けた。
周辺は長年の居住者にマンション開発に伴うファミリー層などが加わり人口が増えている。近隣に東京理科大学のキャンパスがあり学生が多い地域でもある。店揃えはそうした地域のニーズに応えようというものだ。東京都心に出やすく、商業集積の進んだ北千住と常磐線でつながり、大型SCのアリオ亀有とは2キロほどという立地で、運営する三菱地所プロパティマネジメントの福田隆司館長は「この街で満たせる施設を目指した」という。
開業後は朝からシニア層が来館、午後には小さな子供連れが集まり、夕方以降は仕事帰りに訪れる客でにぎわうという。土日にファミリー層が多くなることを含めて、利用の時間帯などを分けながら幅広い層を呼び込んでいる。売り上げは食関連がリードして年商目標100億円が見込める動向になっている。認知が広がることで衣料品が浮上してきており、スクール系では会員が増え、今後につながると期待する。
再開発は続いており、30年冬ごろに900戸のマンション棟とともに同SCとしても2期の開業を予定している。顧客が大幅に増えることが見込まれ、商業施設として倍の規模に拡大する。テナント揃えやイベントスペースを充実、地域対応を強める。
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