ワコールが男性下着の意識調査「はき心地」「肌触り」など快適性にこだわり

2025.12.09 17:30

提供：繊研plus

ワコールは25年度版の「男性下着に関する意識調査」をまとめた。20～50代の1870人を対象にインターネットで調査した。下着へのこだわりの有無に関しては、「とてもこだわりがある」「こだわりがある」との回答が34.7％を占めた。こだわりは、1位が「はき心地」（46.9％）、2位が「肌触り」（45.2％）、3位が「通気性」（40.2％）、4位が「フィット感」（35.2％）となり（複数回答）、快適性が大きなポイントとなっている。

愛用しているタイプは、55.6％がボクサータイプと回答。年代別では20代が59％、30代は62.2％、40代は57.1％、50代は45.6％と若い世代ほどボクサータイプを好む傾向を示した。そのほか、「お気に入りの下着を身につけることで心理的な変化はありますか」との質問には、27.6％が「ある」または「とてもある」と回答。「気合いを入れたい日に、はきたい勝負下着を持っていますか」との問いには、21.2％が持っていると回答した。

同社はメンズインナーの「ワコールメン」を店舗、ECで販売。調査結果と同様に、はき心地、肌触り、フィット感などを重視した「超気持ちいいパンツ」をイチ押し商品として打ち出している。高伸縮性とフリーカッティングの丸編み生地「フレックスムーブ」（セーレン）を活用。フロント部分には通気性、吸汗速乾性、抗菌防臭機能を持つ素材を肌側に配した。また、価値観の多様化に対応したレース使いの「レースボクサー」、ふんどしスタイルの「ふんどしネクスト」、歩いてカロリー消費アップを目指す「クロスウォーカー」などをラインナップしている。