「ズッカ」 新デザイナーによる初のショー ワークウェアを再定義
2025.11.28 12:00
提供:繊研plus

エイ・ネットの「ズッカ」は、新デザイナーに馬場賢吾が就任して初めての26年春夏コレクションを発表した。同社の仕事を象徴する場所である東京・新大橋オフィスの広いフロアでショーを行い、東京・青山の旗艦店での展示会でシーズンのラインナップを見せた。
ファーストルックは、とても薄くて軽そうなテーラードタイプのジャケットとワイドパンツのセットアップ。続いて白シャツや大きなパッチポケットのジャケットにタックパンツのスタイル。体を楽に動かせるオーバーサイズで、生地の落ち感が作る柔らかなシルエットはユニセックスのイメージだ。


ブランドを創設した小野塚秋良が11年春夏を最後に退任して以来、デザイナーを立てての初となるコレクションは、いま求められるリアルで機能的、スタイリッシュな日常着となった。馬場がテーマとしたのは「ニュー・ワーク」。ブランドの原点でもあるワークウェアを、現代の働き方や装い方の目で再定義した。
ファーストルックの上下はジャカード機で編んだジャージーで、編み目は細かなツイルのように見える。和歌山の丸編み産地のブランドも手掛ける馬場は、編みの心地良さと布帛のようなフォルムを「ボーダーレスに、どっちなのかわからないように」作ったと話す。一方で、織物であるリネンツイルには季節を感じるようなジャケットもある。
「働くことは強く生きること」と、強さを70年代のフラワーチルドレンの大きな花柄で描いたコートも目を引く。ショーの最後は濃いブルーのシャツジャケットとパンツ。かつてのフレンチワークを思わせる、ブル・ドゥ・トラバイユで締めくくった。

(赤間りか)
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