トリップ「リネン」26年春夏麻100％での製品化にこだわり

2025.11.26 11:30

提供：繊研plus

カジュアルメーカー、TRIP（トリップ、大阪府吹田市）はユニセックス「リネン」26年春夏物で、麻を使ったアイテムの提案を強める。麻は24年高騰したが、天然素材で風合いのある素材感を強みとするブランドとして、麻混ではなく、あえて麻100％での製品化にこだわった。

代表アイテムは、平織リネンのノーカラ―ジャケットとイージーパンツ。エアータンブラー加工でよりナチュラルな風合いにし、製品染めをして仕上げる。サンドベージュ、ネイビー、黒の3色を展開。ジャケット税抜き2万4000円、パンツが1万7000円。リネンのローンを使ったヘンリーネックシャツ（1万4000円）との組み合わせを推す。

ノーカラ―ジャケット、イージーパンツ、ヘンリーネックシャツ

カットソーアイテムもリネンを活用する。清涼感があって素材感の楽しめるブロック状のインレイを使ったカーディガンは1万4000円、ラグラン袖のクルーネックTシャツが1万2000円。生成りと黒がある。

コーディネートに薦めるのは、スーピマコットンの裏毛パンツ。肌触りはもちろん、ウエストがゴム仕様など楽ではき心地が良い点に加え、シルエットにもこだわってカジュアルに見え過ぎないように仕上げる。4色展開で1万4000円。同素材でベストや裾がラウンド状になったクルーネック長袖プルオーバーもある。

カーディガン、クルーネックTシャツとスーピマコットンの裏毛パンツ

カーディガンやクルーネックＴシャツと、スーピマコットンの裏毛パンツ（メンズサイズ着用）

麻だけでなく、スーピマコットンを使った提案も強化中で、天じくのクルーネックTシャツは無地だけでなく、新たにボーダー柄も加える。ボーダーも製品染めを活用し、5色を用意する。6500、7500円。販路は専門店など。

繊研plus

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