

ニュウマン高輪、9月12日に本格開業 商業施設の枠を超えた付加価値を提供

ルミネはJR高輪ゲートウェイ駅直結の大型複合施設、高輪ゲートウェイシティ(東京都港区)にニュウマン高輪を9月12日に本格開業する。ニュウマンは新宿、横浜に続く3施設目で、ルミネとして16施設目。来春に全体開業した時点での店舗数は常設で約180店、延べ床面積は約6万平方メートルで、ニュウマン横浜の約2倍、同新宿の約1.5倍、ルミネで最大規模となる。
(有井学)
既存のニュウマンと同様、ファッションを中心に上質で高感度な店舗を揃えるとともに、ゲートウェイシティ全体のコンセプトに沿って、滞在機能を充実するなど「商業施設の枠組みを超えた付加価値を提供する」(鈴木和馬執行役員ニュウマン高輪店長)。取引先や地域と連携してサステイナブル施策や街作りにも取り組む。足元商圏客を軸に、外国人を含め、ゲートウェイシティに来館する幅広い客層が対象。3月27日に先行オープンした2店に続き、9月12日は常設店165店、今後2カ月間で期間限定店12店が出店する。165店のうち、ファッション・服飾雑貨で約4割、コスメ・生活雑貨と飲食・食物販で各3割で構成。ルミネ初出店は78店、飲食・食物販を主体に新ブランドは11店、既存ブランドの新業態は9店とした。

「圧倒的なリアルの体験価値を追求する」ため、ザ・リンクピラー1の28~29階に延べ床面積約8000平方メートルの飲食ゾーン「ルフトバウム」を開設。計1000席以上で、カジュアルな店舗から高級店まで幅広い11店を揃えるとともに、500本以上の植樹や最新の音響システムを使った音楽の演出なども行う。全店を通じて、体験価値の提供を重視し、ファッション店では「CFCL」「ザ・グッドランド・マーケット」などで資源循環施策を実施。他の店舗でも店外での様々な取り組みを行う。「ポータークラシック・シネマ」「アットコスメストア」「中川政七商店」「アクタス」など「旗艦店クラスの大型店」も充実した。冬に5階に約1600平方メートルのサウナ、来春にザ・リンクピラー2の2~3階に食を中心とした約20店がオープンし、全店が揃う。

「新宿や横浜と違い、高輪は商業空白地帯。地域や取引先などと連携して、新しい街を作り、目的地にしていきたい」という。
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