

《めてみみ》夏に楽しむ麦わら帽子
2025.08.01 06:24
提供:繊研plus

暑い夏にどうファッションを楽しむか、悩む人も多いだろう。気温が35度近くの日々が続くと、着られる服も限られる。自分にとって、ここ数年の夏のキーアイテムとなっているのは麦わら帽子だ。それ一つで、Tシャツや半袖シャツがメインになる夏のファッションにアクセントを添えられる。
一口に麦わら帽子といっても、産地や編み方、形状で様々な種類がある。今夏よくかぶっているのは、つばの広さに比べて頭にかぶる部分(クラウン)がかなり高くなったもの。かつて「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が出していたマウンテンハットの形を再現したもので、埼玉の職人さんが編んで作ってくれた。実は埼玉県春日部市の伝統工芸品の一つだという。
海外で買った帽子の一つに、モンテクリスティのパナマハットがある。エクアドルのモンテクリスティ地域の工房で製造されたストローハットで、一人の職人が手編みで作り上げたものだ。麦わらの編み目の細かさによって製作時間も職人の技量も変わってくるという。熟練の職人が数カ月かけて作った細かな編み目の帽子は、30万円以上の価格もざらにある。
国内外を問わず、職人たちの手仕事の技を背景にした帽子には特別な魅力が宿る。問題はそうした職人たちの技術をいかに継承していくか。帽子で頭を涼しくして、未来の物作りを考えたい。
関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
阪神・平田2軍監督「明日は今朝丸でちょっと締まったゲームせなあかん」12四球に苦言 一問一答デイリースポーツ
-
挑戦者・神足茂利が意識朦朧で救急搬送 東洋太平洋Sフェザー級王座戦は激闘ドロー、王者・波田大和V2も「モヤモヤ」デイリースポーツ
-
井上尚弥とスパーで感覚バグった?“鉄の拳”中野幹士、2回TKO圧勝も反省「(パンチが)遅くて気持ち悪かった」「緊張感なかった」デイリースポーツ
-
阪神・才木は「夏場の強さを発揮したエースの姿」佐藤義則氏の解説デイリースポーツ
-
BRADIO 夏の野外で15周年記念ワンマンライブ開催 「われわれの音楽で人が笑ってくれたら」デイリースポーツ芸能
-
西武・西川愛也 サイクルならずも6打数6安打の大暴れ 延長12回の死闘ドローデイリースポーツ
-
DeNA 藤浪晋太郎に後輩が恨み節「今まで僕が1番多かったのに」「どうしてくれるんですか」デイリースポーツ
-
ロッテ 20歳木村、7回4失点も自責点は1「エラーもあったんですけど先頭打者にフォアボールを出してしまったことが失点に繋がった」デイリースポーツ
-
広島・新井監督 森下のマメについて「大丈夫ということだからマウンドに送り出している」【一問一答】デイリースポーツ