

<薬屋のひとりごと>「この国で一番の影の権力者になるのでは」皇太后から直々に調査依頼が舞い込む猫猫に視聴者も感心しきり

日向夏の小説を原作とする後宮謎解きエンターテインメント、アニメ「薬屋のひとりごと」(毎週金曜夜11:00-11:30ほか、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)。本記事では、第32話「皇太后」をプレイバック。今話では、皇太后・安氏(CV.能登麻美子)が猫猫(CV.悠木碧)にある呪いについての調査を依頼。帝に続いて皇太后にまで頼られる猫猫の名探偵ぶりに、視聴者は感心しきりだった。(以下、ネタバレを含みます)
猫猫と子翠は似た者同士か否か
桜花(CV.引坂理絵)にトカゲの尻尾を見せて驚かせてしまった一件も相まって、紅娘(CV.豊口めぐみ)から物置小屋で反省するよう言いつけられる猫猫。しかし、薬の材料の置き場所に困らず、誰にはばかることもなく調薬を行える物置小屋は、猫猫にとってまさにパラダイス。スペースの使い道をあれこれ考えながら浮かれる猫猫の様子を、紅娘は目を丸くして見つめるしかなかった。
そんなおり、後宮内で「変な女官が笑いながら虫を捕まえている」と噂になっており、その女官だと疑われていることを知った猫猫は、誤解を解くため、噂の原因であろう子翠がよくいるという北側の雑木林へ。そこに咲き乱れるオシロイバナを見つけて、梨花妃に代わって妃になろうとした杏のことを思い返す。堕胎剤の材料となるオシロイバナやホウズキなどは後宮内でも手に入るのに、なぜ杏はキャラバンが持ち込んだ品を使おうとしたのか。薬の知識のない杏に毒の作り方を教えた人物は、まだ後宮内にいるだろう…と。
猫猫が思案にふけっていると、突然目の前に虫を追っていた子翠(CV.瀬戸麻沙美)が飛び出してくる。夢中になって虫を追いかける姿に、同類扱いされたことを心外に思う猫猫。視聴者はそんな猫猫に突っ込まずにはいられなかたようで、SNSには「どう見ても同類」「いや~猫猫もはたから見たら似たような人種よ」などのコメントが寄せられた。猫猫の物置小屋での浮かれぶりもあって、至極真っ当な感想かもしれない。
思いがけない皇太后の依頼
猫猫が虫について熱弁をふるう子翠に辟易していると、たまたま診療所へ向かう皇太后の姿を見つける。子翠によれば、女官たちが管理する非公式の診療所を作り、奴隷や宦官の制度が廃止になったのも皇太后の口添えがあったからなのだという。診療所を訪れる目的が気になりながらも、紅娘たちに怒られるだろうと考えて、しかたなく翡翠宮へ戻る猫猫。その夕方、なんと当の皇太后が翡翠宮へやって来る。
猫猫と2人きりになると、皇太后は猫猫が様々な問題を解決していることに言及し、本題を切り出す。「私は――先の帝に呪いをかけたのかしら」それを調査することが皇太后の依頼だった。物置小屋へ戻った猫猫は、先帝について考えを巡らせる。
先帝は幼い娘ばかりを好み、皇太后も体が育ちきっていない歳に懐妊したため、出産にあたってはお腹を切開するしかなかったという。また、皇太后が猫猫の1歳上の皇弟を産んだのは30代手前だったというくだりがあったことから、前話で触れられた壬氏の出自を思い返した視聴者も多かったようだ。SNSには「本筋以上に、壬氏様の出自が気になった」「この依頼が、父にも壬氏様にも繋がるのか…?」「猫猫がこの件に深入りするほど、壬氏の正体と向き合わねばならないような」など、壬氏に言及するコメントが多数上がった。
1年を経ても腐らない遺体の謎
数日後、皇太后が4人の妃を招いて茶会を開くことに。皇太后のもとへ手伝いに向かった猫猫を出迎えたのは、皇太后の侍女だった。侍女に案内されたのは、かつて後宮だったという場所の一角にある部屋。異臭が鼻をつくその部屋は、女帝と先帝が暮らし、亡くなった部屋だった。
先帝の死後、皇太后は侍女に「私が呪ったの、いなくなればいいと。ずっとずっと毎夜のごとく思っていたわ」と告げたという。だが、寿命といってもいい高齢で亡くなった先帝の死を、なぜ皇太后は呪いだと言ったのか。猫猫が疑問を口にすると、侍女はその根拠となる驚くべき事実を話し出す。先帝の遺体は1年間霊廟に安置されたが、皇太后と帝が遺体を見に行くと、腐ることがなく亡くなった時とほぼ同じ姿で残っていたというのだ。侍女は猫猫に、遺体がある棟は間もなく取り壊されるため、それまでに遺体の謎を調査してほしいと依頼する。
ついに皇太后からも調査を依頼された猫猫に、SNSに「皇太后からも依頼が舞い込んでくる猫猫強すぎる」「薬屋はこの国で一番の影の権力者になるのでは」と感心の声を寄せる視聴者も。先帝の遺体を巡る謎に対し、「部屋にあった筆と絵の具が絡んでたりするのかな」などと推理する視聴者も見られた。
◆文=帆刈理恵(スタジオエクレア)
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