モデルインクデザイナーランジェリー初の合同イベント市場の活性化を目指す

2025.06.17 11:00

提供：繊研plus

マーケットイベント「デザイナーランジェリーアーケード」が6月7、8日、東京・南青山で初開催された。ランジェリー市場の活性化と新しい価値の共有促進、ブランドと一般来場者・業界関係者との新たな出会いの場の創出などを目的に、東京とパリにショールームを構えるモデルインク（東京）が中心となって運営した。

出店したのは「アロマティック」「ジェミニテイル」「ライムライム」「ランジェリーク」「ラ・シレーヌ」「ナイスナイスモーメント」の6ブランドと「ラグット」「ムール」「ランジェリーアンドハーフィルム」の3セレクトショップ。いずれもファッション性の高いデザイナーランジェリーが並んだ。

初日夜にはメディアやバイヤー、業界関係者を招いたオープニングパーティーを開催した。ストリートスタイルフォトグラファーのシトウレイさんをパネリストに迎えたトークセッションも行われ、各デザイナーやディレクターが登壇し、ランジェリー業界の未来やデザインの着想源などを語った。

参加したブランドやショップの販路はECが中心で、個々に期間限定イベントを開催してはいるものの、同イベントほどの数が集う機会はこれまでなかった。デザイナーやディレクター自らが店頭に立ち接客したことで、客にとっても特別な経験となった。

「複数のブランド・ショップを買い回りするお客様が多かったり、参加したブランド・ショップ同士が情報交換したりなど、垣根を越えた合同イベントならではの成果があった」と津島忠章モデルインク社長。今後も「新たな可能性を示すマーケットイベントを目指す」として、次回は11月を予定している。

モデルインク デザイナーランジェリー初の合同イベント 市場の活性化を目指す