

フェイバニッツ 日本製ニットジャケットに支持 SNS、マクアケで大人の男性取り込む

フェイバニッツ合同会社(東京、市勢善浩代表)は、メンズニットジャケットの自社ブランド「フェイバニッツ」のEC販売を軸に、着実にファンを増やしている。25年2月期の売上高は客数が増加し前期比25%増となった。
(大竹清臣)
同社は21年設立。新規客の開拓はインスタグラムなどSNSの投稿と広告のほか、応援購入サービスのマクアケによる集客効果が大きい。メンズファッション雑誌などのメディアへの露出でも、ファッション好きの大人男性にリーチしている。
定期開催しているリアルな場での試着イベントも、ECによる購入に抵抗感のある客層の取り込みに役立っている。客層は50代男性が中心で、次に40代と60代が多い。「日本製やSDGs(持続可能な開発目標)に関心が高い人たちであり、天然素材とフィット感にこだわりがある」と考える。
今年4月中旬に終了したマクアケでの5回目のプロジェクトでは、麻100%の日本製ニットジャケットと選べるブートニエール企画で、目標金額の1.65倍を達成した。「購買意欲を刺激し、満足を高めるためにも、購入者にはジャストシーズンに着用してほしい」との思いから、マクアケでは予約販売で終了から40日後に商品を出荷する。終了後に発注しては間に合わないため、プロジェクト開始から1週間の動向を見て数量を判断し、工場に生産を始めてもらう。
麻100%ニットジャケットは通常販売価格が税込み5万3900円だが、マクアケでの先行販売では20%引きとなる。早期予約による割引価格の設定でより正確に需要予測し、不良在庫を最小限にしている。秋冬はカシミヤをメインにする。
ジャケットはニット産地である新潟県五泉市の職人に生産を依頼し、全工程を日本で行う。各パーツで成型編みのテクニックを駆使することで、立体的なシルエットを実現でき、生地の裁断ロスもない。また、店を持たず、セールをせず、通常よりも高い原価率を設定することで「買い求めやすい納得価格」を可能にしている。
紳士服関連の2社と旗を振り、リアルイベントを東京・麻布十番で年2回開催している。ファッションや身だしなみにこだわる大人の男性を対象に、紳士服だけでなく、紳士靴や時計、美容サロン、スキンケア関連の企業が集まり、ワインやスイーツでもてなすファンコミュニティーだ。

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