

HooK 画像生成AIによる仮想試着サービス 着用イメージ、リアルに

ITベンチャーのHooK(東京、濱田亮代表)は消費者とアパレルブランド双方の課題解決を目指し、画像生成AI(人工知能)による仮想試着サービスの導入先拡大を狙う。濱田代表は「消費者がオンライン上で自分に似合う服を気軽に試着できるので、新たなスタイルに挑戦しやすい。購買意欲も刺激されるため、導入企業のEC売り上げの拡大も見込める。さらに試着した画像を消費者が共有でき、SNSで拡散が可能なため、ブランド認知度向上にもつながる」と強調する。
(大竹清臣)
この数年で仮想試着分野の技術革新が大幅に進み、高品質なサービスをリーズナブルに提供できるようになってきた。従来の服の画像に消費者の顔をすげ替えただけのようなものから、消費者がアップロードした画像をAIが画像生成し、まるで本当に着ているかのように精度の高い画像で楽しくスタイリングを確かめられるようになった。



ECでの服の購入が定着したとはいえ、これまではECで購入をする際、試着ができず「着た感」や似合うかが分からないままの状態であるため、消費者には購入後の後悔や返品の手間といった心理面・金銭面での負担があった。それによってブランド側にイメージが悪くなることや返品対応などの不利益も生じてきた。今回の仮想試着サービスでは、オンライン上で着た感を気軽に確かめられ、消費者とブランド側双方で課題解決が可能になる。
さらに、新規ユーザーの増加と購入へのCVR(コンバージョン率)の向上による売り上げの増加が期待できる。仮想試着結果は消費者個人によってSNSで拡散される。これは試着室での自撮りを投稿するのと同じ動機だという。ブランドやショップスタッフのSNSアカウントがリーチできるのは基本的にフォロワーだけだが、消費者個人による拡散は不特定多数に広がり、フォロワーを含む新規ユーザーの獲得に貢献する。その上、閲覧するだけだった消費者が購入するきっかけにもなりえる。また、アパレル業界の導入例が少なく、〝バズる〟ことも期待できる。
本格導入の前に、アイテムを厳選してもらい、仮想試着専用のキャンペーンサイトをHooKで作成、公開することもできる。
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