

【大阪・関西万博】注目パビリオン!「BLUE OCEAN DOME」ひと足先に見てきました

2025年4月13日(日)、大阪・夢洲を舞台についに開幕した「大阪・関西万博」。国内外から多彩なパビリオンが登場するなか、注目を集めているのが「海の蘇生」をテーマにしたパビリオン「BLUE OCEAN DOME」。
ドームA:循環、ドームB:海洋、ドームC:叡智という3つのドームで構成されているパビリオンの中は? 気になるその内側をメディア向けに行われた内覧会に参加し見学してきました!
( Index )
それぞれに違った3つのドームとは 美しい水の循環を目の前で体感 圧倒的な映像体験が迫るドームBそれぞれに違った3つのドームとは

内覧会はまず直径約19mのドームCからスタート。サラヤ株式会社・更家悠介社長がVTRで登場し、海のプラスチック量が増え続けていること、そして漁獲量が減っていることなど、様々な海の問題について、そして各ドームについて説明します。

続いて、館長の更家一徳氏が「1人でも多くに来場してもらい、海に関する意識の変容になれば」と話しました。

建築設計を担当した建築家・坂茂氏によると、「BLUE OCEAN DOME」はそれぞれAは竹・Bはカーボンファイバー・Cは紙という異なる素材で作られているとのこと。
美しい水の循環を目の前で体感

ドームCでの説明のあとは、総合プロデュース・展示企画のグラフィックデザイナー 原研哉氏と共に、内覧がスタート。
まずは、日本の竹の集成材を使って作られたドームAから見学しました。この装置は、超撥水の塗料を塗布した素材を使って、水の循環を目の前で体験できるというもの。

トップにあるのは7つのししおどし。水が満ちてくると吐き出す仕組みになっていますが、水を出すとガラス製のししおどしが鉄筋の板を打ち、心地よい音が響くようになっています。

原氏は「山に降った水が染み込んで、それが池にたまり、湖にたまり、川に流れていくという状況を表現したもの」と明かすと、普段見慣れている水がまったく違う動き、ふるまいをすることが理解してもらえると思う、と話しました。

さらに、竹のほうが木より強い、木の集成材だと1.5〜2倍の断面になると坂氏。竹の集成材はフローリングなどで使われることがあるものの内装に限られていて、それを構造材として使っているのがドームAになります。
圧倒的な映像体験が迫るドームB

ドームAから暗い通路をゆっくりとカーブしながら進んでいくと、ドームBにたどり着きます。ドーム内には半球形の超特大スクリーンを設置。広々とした空間にスクリーンが置かれているというシンプルなつくりですが、その大きさ、そして映し出される映像のリアルさは圧巻です。

原氏は、装置をつけてバーチャルを体験するより、五感全体で何かを感じていただける、そういうことを考えての超高精細な映像にしていると説明すると、子どもたちがこれを見て自分たちの、未来に何をしなければいけないか、大人たちに何をしてもらわなければいけないか、明確なメッセージを伝えることができたと思う、と話しました。

ラストはドームCへ。ここでは様々なジャンルの20数名に及ぶ人たちに海洋に関するインタビューを行ったドキュメンタリー映像を流すことが明かされたほか、いろいろなイベントやプレゼンテーションが行われることも伝えられました。

館内にあるカフェスペースでは、料理家の土井善晴氏による「海と山の超純水」を味わうこともできましたよ。
\from Writer/
循環、海洋、叡智という3つのテーマのドームが並ぶパビリオン「BLUE OCEAN DOME」。構成している材料も竹、紙、カーボンファイバーで、それぞれに違ったテーマや思いで作られたものです。中でも印象に残ったのは、やはり圧倒的な映像を見ることのできたドームB。ぜひ足を運んで、映像に込められたメッセージを自分なりに受け止めてみてください!
EXPO 2025 大阪・関西万博
開催期間:2025年4月13日(日)〜10月13日(月)184日間
開場時間:9:00〜22:00
開催場所:大阪・夢洲(ゆめしま)
交通:Osaka Metro中央線「夢洲駅」すぐ
公式サイト:https://www.expo2025.or.jp/
BLUE OCEAN DOME
https://zeri.jp/expo2025/
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真・文/國友敬
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