

25年後の自分に会える!? 「大阪ヘルスケアパビリオン」でミライの暮らしや生活を体験!

2025年4月13日(日)、大阪・夢洲を舞台についに開幕した「大阪・関西万博」。会場には、オール大阪の知恵とアイデアを集めて、からだや健康にまつわる最新技術の体験をはじめ、食や文化などに関する展示が行われます。今回は、内覧会に参加して一足先に最先端の技術を体験してきました。
( Index )
「REBORN」をテーマにさまざまなブースが展開 「ミライのライド」に乗って25年後の自分と対面 最新の技術を使ったヘルスケア体験も 2050年の都市生活を体験できる! 食と文化でもミライを体感! AR技術で「モンスターハンター」の世界を体験!「REBORN」をテーマにさまざまなブースが展開

「大阪ヘルスケアパビリオン」の目玉はなんといっても25年後の自分と出会える「リボーン体験ルート」(要予約)。パビリオン内に入るとすぐに「リボーンゲート」が出迎え、こちらから体験することになります。

ゲートをくぐれば、いよいよ体験が始まります。

「リボーン体験ルート」は約1時間の体験。ブリーフィングのあと、まずはアプリをダウンロードしたスマホを使って、リボーンバンドを発行します。リボーンバンドは手首に巻くバンドですが、このバンドを使って様々な体験やデータ収集を行うんです。


続いて「カラダ測定ポッド」で心血管や筋骨格、髪、肌など7項目の健康データを測定します。それぞれが個室になっている測定ポッドは全部で41室。設置されている大型モニターで空き状況も確認できます。

測定ポッドの中は、このような構造になっています。
正面にモニターが設定されていて、そこに映った映像で髪や肌などの測定を行うほか、両手を置いて筋骨格や心血管なども計測。ここでそれぞれのデータがAからCランクで表示され、「カラダ測定年齢」もわかるようになっています。実年齢より上だとちょっとショックかも……。
「ミライのライド」に乗って25年後の自分と対面

測定が終わったら「ミライのライド」に乗車。三方をスクリーンに囲まれたエレベーターで、ミライの様子を見ることができます。

大型のモニターがランダムに並んだ「ミライのじぶん」エリアで、ついに25年後の自分のアバターと対面することになります。

モニターの前に立って、リボーンバンドをタッチすると……。

キラキラと輝く細かい粒子が集まってきて、まずは現在の自分の顔が映し出されます。

続いて25年後、2050年の自分の顔、そして全身が登場。アバターはゆっくりと回るので、細かに様子を見ることができます。

そして正面に向き合うと、また輝く粒子になって消えていきました。確かに自分なのに、自分じゃない。なんとも言えない不思議な感覚を体験できました。
最新の技術を使ったヘルスケア体験も

2階には、「ミライのヘルスケアゾーン」も。「1」と「2」に分かれていて、それぞれ栄養や身体に関するミライのヘルスケアを体験、展示を見ることができます。


最初に登場するのが「パーソナルフードスタンド」。モニターに表示される5つの質問に答えると、リボーンバンドのデータと合わせて、今の健康状態を表示。モニター下からは、5つ用意されている食品から、自分に必要な1つが提供されます。

「ミライのヘルスケアゾーン」の「1」と「2」には全部で12のブースが出展。それぞれにユニークな体験や展示を見ることができます。例えば、「一般社団法人日本MA-T工業会」のブースは「地球とカラダに親切な除菌」について紹介。

「江崎グリコ株式会社」は、細胞についての学びを得られる「細胞ケア研究所」を出展。

「株式会社椿本チエイン」のブースでは、「カラダ拡張スーツ」とVRゴーグルを着用しての空を飛ぶなどの体験が可能。

「株式会社ファーマフーズ」は、タマゴの魅力を体験できる「ひとと地球にやさしい繊維」を展示。

「ロート製薬株式会社」のブースでは、目の健康スコア、そしてその原因を教えてくれます。

CO2を吸い込む絵も展示されている「SyncMOF株式会社」ブースのタイトルは「ヒーローになる二酸化炭素」。

「ニプロ株式会社」のブースでは、2050年の医療を体験できるアニメーションを上映。

カラフルな色使いが目を引く「森永乳業株式会社」のブースでは、腸の中に入って悪玉菌をやっつけるゲームもできます。

「株式会社ミルボン」は、ミライの美容室体験ができるブースを設置。自分にぴったりの商品の提案もしてくれます。

「株式会社サイエンス」の「宇宙シャワー」は、水と空気だけでできた泡で実際に汚れを落とす体験ができます。

「タカラベルモント株式会社」のブースは、約1,500個のカラフルな面に囲まれて、美しさについて考えを巡らせるというもの。ヒントとなるビューティーカードも配布してくれますよ。
2050年の都市生活を体験できる!

「ミライのヘルスケアゾーン」を満喫し、外の景色を見ることもできる「ヒカリの坂道」を降りると、1階の「ミライの都市」のエリアへ到着。ここでは2050年の大阪での暮らしを体験できるブースが設置されていました。

まずは「大阪市高速電気軌道株式会社」のブースへ。ここでは、自動運転や空飛ぶクルマ、EVバス、双方向給電など、現在実証実験中の技術が社会実装されたミライの大阪の街を表現していました。

このほか「主催者展示」の「家庭で作る霜降り肉」は、2050年のキッチンをイメージして、お肉はお店で買うのでなく、家で作るという時代を見せてくれます。

「東京書籍株式会社」は「時空をこえる学び場」というブースを出展。未来の学校で使われるかもしれない黒板やノート、そして生徒一人ひとりをサポートしてくれるキャラクターなどを見せてくれます。

特に気になったのは、「人生ゲーム REBORN in 2050」を楽しめる「日本生命保険相互会社」のブース。バーチャル空間で遊べる人生ゲームはおもしろさもとびきり!
「ミライの都市」エリアでは、ほかにもさまざまな都市生活についてのブースが出展されていました。
食と文化でもミライを体感!

最後に「ミライの食と文化ゾーン」へ。ここでは、パフォーマンスや料理教室など、食と文化を発信する「”学び”のデモキッチンエリア」と「“体験”のフード・物販エリア」を設置。

「“体験”のフード・物販エリア」には10のブースが出展。片手で食べられる「ワンハンドBENTO」やロボットがつくるフレッシュなおいしさのジュース、乳・卵フリーソフトクリームなど、新鮮な体験ができるようになっています。

ほかにも1階には毎週展示の入れ替わる「リボーンチャレンジ」エリアや、再生医療や「ミライ人間洗濯機」が設置された「アトリウム」のスペースも。内覧会では吉村洋文大阪府知事が人間洗濯機を体験。「めちゃくちゃ気持ちいい、このまま寝ちゃいそう」とご機嫌の様子でした。
AR技術で「モンスターハンター」の世界を体験!

隣接している「XD HALL」では、ミライのエンターテインメントを体験することも! ARデバイスを使っての体験はここだけのものです。

「REBORN」から着想を得た「モンスターハンター」の世界を体験できる「モンスターハンター ブリッジ」(要予約)が楽しめます。(写真の映像はデモ版のもの)

ゴーグルを装着しての体験はとにかくリアル。手を伸ばせば触れられそうなところに自然の生物が現れたり、モンスターと対峙するなど、迫力満点の時間を楽しめます。
\from Writer/
「これぞ万博!」といった感じで、とにかく内容豊富な体験ができる「大阪ヘルスケアパビリオン」。健康や生活、食から遊びまで、幅広い「ミライ」の姿を見ることができます。「REBORN体験ルート」など、予約が必要なものもあるので、ホームページなどをチェックして、楽しい体験をしてみてください!
EXPO 2025 大阪・関西万博
開催期間:2025年4月13日(日)〜10月13日(月)184日間
開場時間:9:00〜22:00
開催場所:大阪・夢洲(ゆめしま)
交通:Osaka Metro中央線「夢洲駅」すぐ
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真・文/國友敬
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