

<キン肉マン>過去回想が「ウォーズマン・ビギニンズ」ゆでたまご・嶋田氏も感謝、感動のコメント「よく30分で収めた。素晴らしい」

「週刊プレイボーイ」(集英社)とWEBサイト「週プレNEWS」で連載中の「キン肉マン」新シリーズをアニメ化した「キン肉マン」完璧超人始祖編(パーフェクト・オリジン編) Season 2(CBC/TBS系全国28局ネット「アガルアニメ」枠、ほかにて/Netflix見放題独占配信)の第21話「ウォーズマン・リブート!!」が3月23日に放送された。ファイティングコンピューターの異名をとる機械超人のウォーズマン(CV.梶裕貴)。機械の体を持つ彼のような特異な超人がなぜ生まれたのか。今話ではウォーズマンの悲しい出自が明かされた。(以下、ネタバレが含まれます)
「ウォーズマン・ビギニンズ」のアニメ化にファン歓喜
旧ソビエト連邦出身のウォーズマンは、生まれながらにして機械の体を持つ機械超人だった。醜い素顔を隠すため、ずたぶくろをかぶり、その姿も不気味なため町の子どもたちから石を投げられるつらい幼少期を送っていた。そんな日常で生きる支えになっていたのが優しい母ナターシャ(CV.桑島法子)の存在であったが、その母も病に伏し、亡くなってしまう。そのとき、死の間際の母が初めて明かしたのが、機械超人への改造手術を受けた父ミハイルマン(CV.堀秀行)のことだった。
人間とは違う超人特有の性質なのか。手術の爪痕は子どものニコライ(ウォーズマン)にも遺伝して、彼は機械超人として生まれてしまったのだという。それから10年後、不遇な境遇ながら逞しく成長したニコライに接触したのが超人レスラー育成施設「狼の部屋」の人間たちだった。そこで与えられたのが、ウォーズマンという名前と現在のコスチュームである。
明かされていくウォーズマンのルーツ。仲間の超人が地獄だと嘆く過酷な施設での生き残りを天国だと一笑に付する生活はどれほどの地獄だったのか…。しかし、ウォーズマンは施設の本来の目的を知ったことで脱走。バラクーダ時代のロビンマスク(CV.小西克幸)と出会い、キン肉マン(CV.宮野真守)との対決に至るわけだ。
ゆでたまご・嶋田氏も感謝と感動をつづる
このウォーズマンの過去、原作では生誕29周年記念本「肉萬」に収録された読み切り「ウォーズマン・ビギンズ」(2008年)が初出。「完璧超人始祖編」にはないエピソードになる。それがまさかここで映像化されるとは思いもよらず、今作のスタッフ陣が寄せる「キン肉マン」への愛、解像度の高さには驚かされるばかりだ。
SNSでも「今回ほとんどウォーズマン・ビギンズなのすごい」「これは嬉しい予想外」など反響を呼ぶことに。また原作のゆでたまご・嶋田隆司氏も、「何かキン肉マンではない 別の劇場映画をみている感じ よく30分で収めた。素晴らしい アニメスタッフ 声優さんありがとうございました」と自身のXで感謝と感動をつづった。
このウォーズマンの生い立ちのほか、今話ではパロ・スペシャルがじつはロビン一族が密かに伝える裏の必殺技であったことも判明。また、ウォーズマンの父ミハイルマンを演じた堀秀行は旧シリーズではウォーズマン役の声優だ。今回、ミハイルマンとニコライの親子キャスティングでの共演には、スタッフの粋な計らいが見えてくる。
この他、今話冒頭のネプチューンマンとの竹槍特訓は、キン肉星王位争奪戦からの回想シーン。マンモスマンのビッグ・タスク対策の特訓で、ウォーズマンはウォーズマンスマイルで受け止めるという攻略法を編み出したのだが、試合前にマンモスマンに奇襲されたことで使用する機会を失っていたというもの。新シリーズにはこうした過去のネタが散りばめられているのも魅力の1つになっている。
次回「生きるための闘い!!」でSeason2最終回!
ポーラマン(CV.松山鷹志)との決着は、さらに次週へと持ち越しとなった。ロビンマスクからの言葉を思い出し、自分は機械ではない、血の通った超人であると誇りを持って立ち上がったウォーズマン。冷静さを取り戻し、スクリュー・ドライバーを囮にしてポーラマンに足関節を決めていく。しかし、ウォーズマンの活動限界まで残された時間は多くない。ここからどんな攻めを見せるのか。次回第22話「生きるための闘い!!」は3月30日(日)に放送。ついにSeason2最終回を迎える。
記憶の中の両親、そして尊敬する師・ロビンマスクから受け取った大切な言葉を思い出したウォーズマンにもはや迷いは消えた。生身と機械の最大の違いは命の重みを知ることだ。ポーラマンの並外れたパワーにも持ち前の並外れたテクニック、そして仲間の声援を力に変える“友情パワー”で対抗していくが…彼には30分という戦闘時間のリミットが!?
◆文=鈴木康道
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